青空ラバー

□shoot2
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入部届けを出した。
もちろん、バスケットボール部だ。
自分でやるのではなく、男子バスケットボール部のマネージャーだが。


愛はひそかにため息をついた。



(....マネジ、ねぇ.....)



不満というわけではない。
楓を近くで見守れるなら、こんなに嬉しい事はない。


同時に 悔しくもあるのだが...


ゴリラそっくりのキャプテンに、犬猿の仲である花道と楓。
どうなるか全くわからない湘北バスケットボール部。



(楽しみ..かな...やっぱり)



髪を1つにまとめると、愛は教室を出た。


















「愛ー!久しぶりねェ!」

「あ!彩子さん!お久しぶりでーすッ!!」


中学時代お世話になった先輩と久々に顔をあわせた。
楓とも結構よく話す先輩で、愛にとっては姉の様な存在だと感じていた。


「よろしくね、彩子さん。私全くわかんないから..」

「マネジの仕事はたくさんあるけど、アンタならすぐ覚えられるでしょ。アタシに任せなさい!」

「頼もしいな〜!」


相変わらずな先輩に安心する。










----でも...この人は知っている----












「...ねぇ、愛...?」

「..うん?」

「アンタ.....


もう 自分ではやらないの...?」
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