Platinum Soul---プラチナのタマシイ---


□Platinum Soul
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第2話



夜が明け始めた頃、山中を馬が駆けてゆく。
馬の背に乗っているのは、長く白い髪をした男。

その名を、明智光秀-------


残忍な殺戮を繰り返し、戦場だけでなくあちこちの村々までも血に染めあげる死神として恐れられている。

しかし今、彼はひどくご満悦であった。
数多の屍の山を築いた訳ではない。
ただ1人----今腕の中で眠る少女を手に入れたことに、何より喜びを感じているのであった。



「手に入れたからには、離しませんよ....?

おまえはもう、私のものですからね....

....逃がしませんよ、めぐ........」



馬は駆けてゆく。
白き死神と
1人の少女を乗せて..

金色に輝く、少女を乗せて-------
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