BL*NL

□君を好きな気持ちは誰にも負けない
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君を好きな気持ちは誰にも負けない!


はずなんだけど……





「川末…?」


「高槻さん…!」



遊部と川末が俗に言うデート中
ばったり秀鳳の卓球部主将の高槻に出会った

高槻の頭ではなく眼鏡がきらりと光る



「あぁすまないデート中だったかな?」


「ちっ違いま……!」

「そうです!」


「遊部…///」



なんだが透かした態度が気に喰わなくて
あとで川末に怒られるの承知で遊部は本当の事を言ってやった



「悪かったね…それじゃあ」


「…はい」



高槻は変わらず余裕な態度で去っていった
去り際にぽんっと川末の肩を叩いて……



「遊部!!お前……!?」



文句を言う前に彼の口を自分の口で塞いでやった

数秒して唇を離す
川末は真っ赤になって口をパクパクさせている



「お前…ふざけるなっ!///こんな人の多いところで……遊部…?」



やっと意識がはっきりしてきた川末は遊部を怒鳴った
けど遊部の寂しそうな顔に言葉を切った



「川末ちゃん…」


「………?」


「川末ちゃんを一番好きなのは…俺やで…?」



君を好きな気持ちは誰にも負けない……



それに偽りはない



君の一番は誰?







END
10000hit感謝小説だったものをこちらへ移動させました。

ギャグのはずが最終的に暗くなりました………


A.M 0:00様より
お題 純情愛『君を好きな気持ちは誰にも負けない!』


11/11 加筆修正
 

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