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□嫌い時々好き
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何時もの事だけど。
そうやって女に鼻の下伸ばしてるお前を見るのは、嫌なんだ。
【嫌い時々好き】
「ナミさん、ロビンちゃん、今日のおやつはプリンだよー!」
ゴーイングメリー号のキッチンからサンジが盆を片手に出て来た。
そのまま器用にクルクルと回り、椅子で読書していたこの船の女性二人の前でピタリと止まる。
「フルーツはさっきの島で手にいれた物を」
「わぁ、美味しそう!!ありがと、サンジ君」
「ふふ…美味しそうね。ありがとう」
「どういたしまして」
そう言うサンジはとても嬉しそうで。
自分よりああいう女の方が良いんだろうなと思ったら悲しくなって。
ゾロはもう一眠りしようと後方艦板で静かに目を閉じた。