Ⅲ
□仮装パーティー
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今日は何の日？
決まってるでしょう？
さあ、貴方もおばけの仲間になって。
Trick or treat！
【仮装パーティー】
「私ね、前から着てみたかったの！」
「…わふぅ」
「似合う？プレセア」
「わっふぅ」
ひらひらとした黒いスカートを舞わせながらコレットが笑う。
つんとした帽子の先からブーツの底まで真っ黒なそれは所謂魔女の衣装。
そんな姿のコレットがそれを見せている相手はクロノア姿のプレセアだ。
本当はプレセアにも魔女の衣装が用意されていたのだが、実年齢を考えてぞっとしたリーガルが慌てて止めた。
「この服、ゼロスが用意してくれたんだよね？ゼロスは何処行っちゃったんだろう？」
「わふ……先程リフィルさんとしいなさんに連れて行かれてたので、着替え中だと思います…わふぅ」
「そうなの？じゃあきっと可愛いゼロスが見られるね！」
「わふぅ」