紫苑空



 憂いの色に染めた

 デカダンな絶望浮世

 散る花拾うは愚かなり

 影はせせら笑った

 凍りの太陽しかいない

 水に浮かぶは涙

 彷徨う彼女の名は

 思い出すのは歪んだ顔

 空は太陽に染められて

 橙から紫苑そして漆黒へ











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