遙か3

□禁断の檻 ★
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敦盛の奉仕の合間に見える知盛の逸物は、敦盛には気の毒なほど。
頬張るだけでなく、舌や唇を絡めて全体を味わったり、空いている両手で、肉棒だけでなく双球も、懸命に撫で上げている。


敦盛の唾液に、微かに、知盛の先走りも混じり合い、粘りのある水音が、将臣にも届いてくる。



男同士の行為なんて。男同士の行為なのに。



頭の中で矛盾を処理するより、身体は素直だった。

将臣の下半身には、確実に熱が集まりはじめている。
(くっそぉ。どうしてだ。男と男だぞ?・・・たかが夢を意識しすぎだろ)


意識を別のところに向けようとしたときだった。


「ああっ!も、・・・んなに、しなぃでっ!いや、いやぁぁ・・・ぁああっ」


外そうとした意識が、甘やかな声に弾かれ、再び座敷牢の奥へと向けられる。


見れば、知盛の象徴をしゃぶらされていた敦盛が、膝立ちにさせられていた。
片手で敦盛の男の証を乱暴に弄っていて、もう片方の手は、形のいい双丘の間で、押したり引いたりを繰り返している。

完全に頭を上げている証と結合部を力任せに弄られ、堪えきれない敦盛の悲鳴に近い喘ぎ声が、格子戸を越えて、次々に迫ってくる。


将臣の性欲は、敦盛の声の大きさに応えるように、どんどん膨らんでいく。
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