学園見学

□ポケットとらべら〜ず+α
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前日 夜

「欲しいものは手に入ったの?」

「まぁなー。…次は一緒に行かないか?」

秋葉原へゲームや漫画を買いに出かけたよぞら、欲しいものは全て購入したようだ

今はその中から2つのフィギュアを取り出している

「バイトと家事があるんだから仕方ないでしょ」

よぞら、ひむろは共に両親がいない

今は二人で暮らしていて家事はよぞらができないためひむろがしている

そして親の遺産はまだまだ残っているがそればかりに頼ってもいられないので生活費の内半分はバイトで稼いでいる

そのためにひむろはあまり自由な時間をもっていない

「明日はバイトないだろ?」

「家事はあるけどね…」

家事のことを出されてはよぞらもあまり強くはでれない

「たまにはゆっくり休んでも良いんじゃないか?」

「でも洗濯物が溜ってるから」

ひむろは家事と本に関しては一切手を抜かない

特に料理…というか甘いものには真剣だ

「やれやれ…。ひむろ?どうした」

「いや、何か…眠い…」

「は?…そういえば、俺も眠い、な」

ひむろとよぞらは突然の睡魔に勝てずその場で眠ってしまう

こなた達と同じ状況に至る事も知らずに…
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