森×森

□いざ、戦国・いざ、平成・一
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――――朝起きると、其処は俺の知らない処だった…

「ここ…は…何処だ…?」

…空座町じゃない…って

「…う…ぉ…ぬぁんだぁ!?このアホみてぇに派手な服!!!!お、お、親父かっ!?こんな服着せやがったのはっ!?」


左腕には白いファーみたいなのと黄色い切れ布らしきものが…そして…無駄な左腕露出…。檜佐木さんか?俺は。
逆に右腕は真っ赤な袖らしいものが着いている。
そして両手共通でシマウマの皮みてぇな手袋をはめている。
…暑苦しいわボケ…。
首には紫の御守り、そして簡単な鎧に派手な装飾…
…だからこの鎧が最高に暑苦しいって…
「…キー…」

考え込んでると、突然何かが俺の耳元で鳴いた。

「…猿…?…ってイ゙デデェ!!!」
知らない猿におもいっきり後ろ髪を引っ張られた。…屈辱だ…。
「…って…後ろ髪…?いだい!!!」
そうだ、考えてみれば俺の髪は短い…なのに…
「いたいっつの!!!猿!!ちょっと離れてろ!!!」
髪についていた猿を強引に引き剥がし、(その時5〜6本くらい髪が抜けた)そこら辺にあった水溜まりで自分の顔を覗く…

次の瞬間、虚空に俺の叫びが響く
「こ、こいつっ、誰ぇぇぇぇぇ〜!!?」


そこにはみ知らない茶髪ロン毛がいた。
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