BASARA
□夏はやっぱり。
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翌日、かなりの武将が集まってくれた。
理由は、
『タダメシにありつけるから。』
「それでは始めまするよ!」
ざっばっあっあぁああぁぁぁぁぁ…
(えええェェエエ!!?)
ざるいっぱいのそうめんが一気に流れてきた。
「ちょっ!! まつねえちゃん!? 流しそうめんってどういうものか知ってるよね!?」
「勿論知ってますよ? でもこんなに殿方達がおらしてはいちいち少しずつ流すのが面倒くさいじゃないですか。」
それを言ったら終わりだ。
結局途中で詰まったり、溢れたため通常通り少しずつ流す事になったのだが。
───数分後…
「おい小十郎。」
「何でしょうか、政宗様。」
「なんで俺らのところに全然そうめんが来ねぇんだ?」
流しそうめん開始から何分か経過したが、一向にくる気配がない。
「それは、
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