ちょっと、こっち寄んな!
やだ、やだってば!!
ええやん。
ほら、もっとそっち寄ってや。
やだってなんやねん。
やだからやなの!
侑士ベタベタするんだもん。
暑い。
一緒におんねん、くっつきたくなるやろ!
そない邪険にせぇへんでもええやん。
俺のこと嫌いなん?
そういうところも鬱陶しい。
大体侑士って女々しいよね。
女々しいってなんやねん。
彼氏に向かってそんなんおかしいやろ!
つーか俺とは逆に男らしいやんな。
ちょ、なにそれ。
それひょっとしてあたしのこと言ってる?
うわ、そんな風に思ってたんだ。
最悪、信じらんない。
信じられへんのはこっちやって。
って、とりあえずそっち寄ってや。
ソファー広いんやから。
やだ、押さないでよ!
落ちるってば、侑士っ!
力ずくとかほんとサイテー。
傍に居たいんやって。
・・・殴ることないやろ!
力強いなぁほんま。
うっさい、黙ってろ。
だーかーらー、なんで手繋ごうとするわけ?
暑いって言ってんじゃん。
・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・。
侑士手ぇベタベタじゃん。
汗っかき。
俺やないわ。
自分のこと人に擦り付けんでもらえん?
なんですって!?
なんや、やるんか!?
ひねくれコミュニケーション
END
(これも一種の愛なんです、と2人は笑った)
2007520 14:45
ちょっと変わった会話シリーズ
…にする予定!