†黒と白の研究室†
□Besoin
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それがイケナイコトだってのは…たぶん…わかってた
K'はいつものようにベランダで煙草をすった。唯一の心休まる時間だ…。
K'はマンションの上階に住んでいた。だからベランダから見る景色は格別だった。
煙が宙を舞う…。
「…」
ただ何も言わず、その景色を見ていた。昔・あそこにいた頃には見えなかった景色…。
『ピーンポーン』
急にチャイムが鳴った。来訪者は…K'は大体の予想はついていた。
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