*NANA*-漫画家少女が作り出す修羅場?-
□*麻雀大会*
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「若菜ちょっとこっち来いよ」
私はナナに呼ばれた。
「真、お前飽きたなら変われ。」
「えー」
とかなんとか暫くもめていたら
「じゃあ勝ち逃げって事でー」と去って行く真一
(キャワイーショタ〜)とみとれていた私。
そんな私をじっと見つめていたノブを見てナナが
「ノブ夫。残念ながら若菜は真にベタ惚れみたいだから諦めな。」と冷めた表情でなだめた。
「馬鹿ッそりゃ少しは可愛いとは思ったけど、俺はただ・・・その・・・真よりは弱そうだなぁと思って・・・」
「なんだぁ〜んなことかぁ」と言ってナナはチラッと余韻に浸っているような私の顔を見て「何時までも真を見つめてねぇで座れッ」と背中を叩いた。
「はぅわえ・・・何・・・?」
「ダメだ・・・こりゃ・・・」と汗を垂らすナナ。
「あ・・・座れば良いのよね?ちょっと仕事の事を考えてて・・・」
「・・・仕事・・・?どんな仕事だよ。」
「イラスト関係・・・もとい漫画家・・・?」
「へぇ〜・・・え」
「いや、まだ新人でイラストが主なんだけどね?まぁ言わゆる妄想してたのよ・・・///」と目をそらす。
「ふ〜ん・・・んで、どんな妄想?」と不適な笑みを浮かべて意地悪く聞く。
「・・・///そこら辺は企業秘密なのでお教え出来ません・・・///」と話をそらすと
つかさず上目使いで「あんまり痛いげな少年を見て変な妄想しないでよね?」と冗談っぽく言う。
「ったく、お前の何処が痛いげなんだか・・・」と呟く伸夫
「何・・・?ノブさん焼きもち・・・?」と冗談で言う
「ちっちげぇよ何でそうなるんだよって・・・ああ・・・何かまた負けてる・・・orz」
「剥きになるのが益々怪しい・・・てゆーか、伸夫・・・っお前、弱すぎだぞ?」
(なんか、真ちゃんのお陰かノブさんイジメに変わった・・・とても、一般人に言える内容じゃ無かったし・・・それにしても・・・ノブさんの弱さは・・・ただ者じゃないわ・・・パソコンのCPA(Lv1)以下だわ・・・)と百面相する若菜
「おーい。若菜ぁ?」とナナが尋ねてきた
「え?」
「百面相浮かべてどうしたんだよ・・・?まさかまた妄想s」とナナが言いかけると
「・・・私、トイレ行ってきますわね?」と焦りながら去って行った。
「うわっ都合が悪くなったからって逃げんなよー」とナナ
「・・・トイレくらい行かせてあげなよじゃあ僕が代わりに入るから」と嬉しそうに言う。
「・・・お前・・・入りてぇだけじゃねぇか・・・」と呟く。
だが若菜は真面目にトイレにいた。
てゆーか、逃げ込んだ。
「みぃ〜・・・今なら書けそうな気がするんだよな・・・」
しばしの間
若菜はいきなりノートを取り出して
(ネームでも書くか。)
しばらくして
「あーさすがにもう麻雀飽きたぁ〜」と真がぼやく。
「そーだな。・・・てゆーか、若菜遅くないか・・・?」
(((大でも遅くね?)))と数人疑問めいた。
「ナナさんが意地悪くするから帰っちゃったんじゃないの?」と藁って冗談っぽく言う。
「別に意地悪くなんかしてねぇよ」と言ってナナはトイレの近くまで様子を見に行くと何やらカリカリと音がした。
「・・・もしもーし、若菜さーん?中で何してるんですかぁ〜?」と呆れながらふざけて言う。
「・・・・はっもうそんな経った」
「ああ・・・トイレで掛る時間じゃねぇくらい・・・」
「あっご免・・・今出る」
ジャー
「一体、中で何やってたんだよ・・・」
「言わなきゃ駄目・・・?」
「たりめぇだ。こっちは待ってたんだからな」
「・・・仕事・・・?」
「人んち来てまでやるなよ」
「あはは・・・思い付いたら無性にメモりたくなって・・・orz」
「・・・気持は分かるけど・・・まっ罰として見せな」とパラッとちら見してすぐに閉じて「・・・こう言うのは家で書きなさい・・・見なかったことにしたあげるから・・・」とすぐにノートを返す。
「・・・だから、言いたくなかったのに・・・///」と恥じる若菜
「なんつーか、お前・・・変わった趣味だよな。アタシも人のこと言えねぇけどさ」
「あ・・・いちおーはひかないんだ」
「え?なになに一体何が描かれてたの」と焦りながら言う真一
「お子様は黙ってろ・・・」
「えー僕は当事者なんでしょー?なんか凄く気になるーねぇ若菜ぁ〜」と甘えた声で言う真一。
(ちょwまぁッ)と鼻血を堪えながら「これはお子様には見せられない世界なのよ・・・///」
「・・・クスッこうみえても僕、お金さえ貰えればどんなシュチュエーションも叶えられるよ・・・?」と営業上目使いをする真一。
「こら、いきなりアタシの友達をカモにするな」と某目で言うナナ
「・・・いくら?」
「若菜も乗るなよ」と某目で小さくつっこむナナ
「一晩フルコース10万円」
「ネトゲより価値的に安い少なからずクラブよりは」←ちょw
(((())))とそれぞれいろんな意味で驚く。
「因みにさ、何でここ住むことにしたの?」と上目使いで尋ねる真一。
「夢神様のお導きで家賃が定められてるからよ粘ったかいあって、お金は60万以上余るし、色んな良いことがあったよ」
(((19で60万)))と数人驚いた。
「てゆーか、パソコでほぼ金を使っちゃったからびんぼーになっちゃったのよね」
(((何処が)))
「なぁに?なんか、へな事言った?・・・てゆーか、私はスランプしたらお金が印税しか来ないから貯金もしてるの・・・しかも、親に封印されてる・・・orz」
「幾ら・・・?」
「100万そこら・・・?」
(((合計160ッ)))
「まぁ金遣い荒いけど調子が良いときにはバーンと高額収入が入るよ」
「・・・そうなんだ・・・」
と、まぁそんなこんなで麻雀大会は終了
なんと、仲良くなって皆とケー番とメアド交換した。
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