*NANA*-漫画家少女が作り出す修羅場?-

□*麻雀大会*
3ページ/6ページ

(正夢な訳無いよねラッキーセブンさんよ・・・)


私はドキドキしながらドアをノックした。


「はぁーい


出迎えてくれたのは奈々ことハチだった。


「どうも・・・寝起き女です


「・・・・あはは・・・見るからに急いで来たっぽいもんねもう、始まってるよ。入って」と言うハチの肩を掴んで私はこう言った。


「ちょっと待って・・・ハチだからこんな事言うんだけどさ・・・」


「?」


私はシリアスな感じで夢の事を話した。


「・・・すっごーいそれ、ある意味正夢かも


「え?マジか

私は着かさずカラーの似顔絵を出した。

「こんなんだぞ」


「うわぁ絵じょーずだねまさにこんな感じだよ。」


「まぁ・・・仕事上ね・・・てか、この美青年・・・何処かで見たことあるんだよね・・・」


「え?・・・トラネスの巧だよね私、大ファンだから・・・夢でも羨ましいなてゆーか、仕事上って?」

「イラスト関係だから・・・ってやぱタクミかぁ〜トラネスの持ってるもん〜


「ファンなの?」


「うーん。直樹は好きな方だけど・・・私、音楽全般好きだし。マイナー王道関係無いからデビューシングルから借りたんだよ


「てゆーか、僕はこの美少年こそ好みだねショタコンだし


「え?しょたこんって?後、その子らしき子なら来てるよ


・・・マジかよショタコンってのは・・・年下の男の子をこよなく愛する人だよ。」


「・・・あはは・・・そうなんだ・・・私は上派なんだうん。ナナのバンドのベーシストなんだ


「え?ファザコンなんだ納得ナナってやっぱりバンドマンなんだ


「ふぁざ・・・こん?・・・うん凄く素敵なんだよ


「ファザコンってのは・・・年上の男の人をこよなく愛する人だよ


そんなこんなと長話してたら・・・


「お前ら・・・何玄関先でしゃがみこんで内緒話してんだよ・・・」とナナが機嫌悪そうに見下ろしてきた。


「あっ・・・ナナ若菜がね・・・正夢m」とハチが言いかけると


「ちょw・・・そう言う話しは内密に・・・」と赤らめて言う。


「なんだよ。ハチに話してあたしには話さないのかよ」と嫌らしい笑みを浮かべた。


「別にそういう訳じゃ・・・
(只の夢話じゃないから恥ずかしい・・・)


「何、隠しもってんだぁ?」と不適な笑みでラフ画をひったくる。(ふざけながら)


「・・・・シンに・・・タクミか?・・・まだ何も言ってねぇし・・・つーか、シンは一般人・・・」


「・・・もう良いよ・・・ハチ・・・続きをどうぞ・・・」と私は観念した。


ハチはナナに興奮しながら続きを話した。


「すげぇじゃねぇか」と笑って「まっ良いから入りなよ」と私を招き入れてハチは後に続いた。



.
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ