駄文

□大好き。
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「ヒロさん」

大好きな人にしか呼ばせない、たった1つの特別な呼び名。










"大好き。"










直球な言動、満面の笑み、オレだけを見つめる真っ直ぐな瞳。
秋彦と同じ感触の…でも、秋彦よりずっと温かい手。



すべてが、野分のすべてが好き。



…こんなこと言ったら、野分はどうするかな?

きっと、大きな手でオレを抱きしめるだろうな。

そして、「ヒロさん」って
まぶしすぎる笑顔でオレを呼ぶのだろうな。





あぁ、ヤバイ。
考えただけで、こんなに幸せだなんて――――





オレは、どうしようもないくらいに野分が大好きだ。




*end*
 

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