隣の席の佐久間くん
□隣の席の佐久間くん
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「紫苑っていい体してるよなー。」
源田は唐突に口を開いた。
「見たのか。」
佐久間はジロリと源田を睨んだ。
「いや、見たのはパンツだけだ。」
源田の爆弾発言的カミングアウトに流石の鬼道も驚いた。
「てめぇ...、」
佐久間は拳を握り、ワナワナと震わせた。
「白だった。」
源田は平然とぬけぬけと言う。
「誰もそんな事聞いてねェんだよっ!!」
佐久間は大声で怒鳴った。
「落ち着け、佐久間。源田は佐久間を煽るな。」
鬼道が佐久間と源田を宥める。
佐久間は源田を睨み付ける。
今にも噛みつきそうだ。
『どうしたの?』
そこに来たのは話題の梓で。
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