恋愛ゲーム
□恋愛ゲーム
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雪樺は怪我をした俺に付いてきてくれた。
雪樺は保健室のドアをノックした。
『失礼します。』
雪樺はドアノブに手を掛けドアを開けた。
保健室には女のセンセーがいた。
「あら、紅月さん今日も具合悪いの?」
今日も?
「雪樺、今日もって...、」
俺がどういう意味だ?と言葉を続ける前に、雪樺が口を開いた。
『違いますよ、先生。晴矢がちょっと怪我しちゃったの。』
「そうなの?でも私これから出張なの。紅月さんが治療してあげてくれるかしら?」
センセーはそう言って鞄を持った。
『分かりました。
晴矢、そこ座って。』
雪樺はそう言って棚に入っている救急箱のを取りに行った。
俺はドアの所でそれを眺めていた。
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