薔薇の秘め事

□薔薇の秘め事
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いよいよフットボールフロンティア全国大会が始まろうとしている。



全国の強者達が優勝を目指して頑張っている。



勝利を手にできるチームはたった一つだけ。



勝利を手にするために皆必死だ。



帝国が初戦を行い、きっと勝つだろうと予測し、もう一度帝国とワクワクする試合が出来ると喜んだ矢先、思わぬ事が起こった。



帝国が負けた。



それを聞いた雷門イレブンやマネージャー3人はひどく驚いた。



特に妹の音無は。



あの帝国が負けるなんて...、



有り得ない。



いくら口で否定せども、現実の帝国の敗北は変わらない。



世宇子。



それはギリシャ神話に登場するの神の名。



今年初めて出場する敵で、情報が全くない。



それぞれが複雑な心境で練習に取り掛かっていた。



一方葵は円堂と鬼道が話したということを聞いた。



葵は鬼道の家まで押しかけた。



『いつまでウジウジしているの?有人らしくない。過去を悔やむなら未来の事を考えなさい。全ての勝利を手に出来るチームはたった一つ。だから一回くらい負けたってそう落ち込むことはないでしょ?』



葵はムスッといった顔で鬼道を見下ろした。



しかし鬼道は相変わらず悩まし気に顔を俯かせていた。








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