薔薇の秘め事

□薔薇の秘め事
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突然テレビのスクリーンに映し出される黄緑の髪の男。



「我々は遠き星より降り立ったエイリア学園なり。我々は野蛮な行為は望まぬ。この星の秩序の一つ、サッカーによって逆らう意味がないことを示してみせよう。」



春菜が調べた結果ジェミニストームが奈良鹿テレビにいることが発覚し、雷門メンバーは奈良鹿テレビに向かう。



その屋上にはジェミニストームが待ち構えていた。



「探したぜ!エイリア学園!!」



円堂はビシッとレーゼ達を指差した。



「探した?敵わぬと分かり降伏しに来たのか。しかしゲームは始まったばかり。地球の人間は真に思い知らねばならぬ...我らの大いなる力を...。」



レーゼはまるで埃を払うかのように鼻で笑った。



どうせ負ける勝負を仕掛けてくる雷門をジェミニストームはバカにする。



それはとんでもなく腹が立つ。



『君達がエイリア学園の宇宙人ってやつ?』



葵は一歩前に出てジェミニストームのメンバーを一通り見てからレーゼに再び視線を戻した。



『君達の所為で私のお気に入りのカップは割れるし、楽しみに取っておいたアプリコットティーが台無しよ!責任取ってちょうだい!!』



円堂同様葵もレーゼを指差した。



気品にに溢れ、上流的な立ち振舞いだった。



「勝負だ!レーゼ!!」



「我らも甘く見られたものだ。よかろう、二度と逆らう気など起きぬようにしてやる...。」



いつの間にか雷門のユニフォームを着た塔子が加わり、雷門のキックオフで試合が始まる。



鬼道の作戦により、ショートパスで繋いでいくことになった。



しかし度々カットされてしまう。



一気に攻め込まれる。






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