刹那、涙に死色の紅桜
□刹那、涙に死色の紅桜
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私は超一流のスナイパー。
自分で超一流とか言っちゃってる時点で二流だよね。
それを自覚してる時点で三流の証拠。
でも私は依頼人達には人気なの。
やっぱり有名じゃない殺し屋の方が安くて済むもんね。
でも私気まぐれな性格だから、私は依頼人を選ぶの。
因みに通り名は"死色の紅桜"。
コードネームは桜。
私、桜の花が好きなの。
花言葉は高尚、純潔、心の美、優れた美人、精神美、淡白。
裏花言葉は気まぐれ。
そんな訳で(どんな訳で?)私はまぁ、その辺によくいる殺し屋。
いや、殺し屋はその辺にうじゃうじゃいないか。
でも私、今まで暗殺任務失敗したことないのよ?
だからいつかきっと有名で最強の殺し屋になってやるんだから!
因みに普段は某中学校の生徒。
ああ、某中学校ってのは某復活漫画に出てくる並盛中とかじゃないから安心して。
いくら人を殺してるからって、流石に自分を二次元の人物に仕立て上げられるほど病んではいないから。
....話が大分逸れた。
今回のターゲットは鬼道有人。
鬼道財閥の跡取り息子。
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