恋愛ゲーム

□恋愛ゲーム
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勿論雪樺はそんな俺の思考を読んでいて。



だから追及する必要ないと判断した。



見た目鈍感そうだが、ものすごく鋭い。



『基山ヒロト。彼が欲しいの。』



「ヒロトォ!?お前趣味悪っ!!やめとけ、やめとけ。」



『なんで?ガチホモだから?女遊びが激しいから?』



そう、噂でもかなり有名。



噂じゃなく、俺はヒロトが年上の女とホテルに入るのを見た事がある。



「...分かってんじゃねぇーか。」



『だからこそ、彼を本気にさせたいの。私に夢中にさせたいの。』



ねぇ、晴矢...協力してくれる?雪樺はそう二度目の言葉を続けた。



「わーったよ、協力する。」



俺は二つ返事。



どうも、雪樺には勝てないようだ。











幼馴染




(彼が欲しいの。)



(勿論協力してくれるでしょ?)














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