恋愛ゲーム

□恋愛ゲーム
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テストが近くなると彼女と一緒に勉強をする。



私はそれが楽しかった。



勉強は分かりやすく教えてくれるから感謝してる。



テストで毎回上位を維持できているのは彼女のお陰と言っても過言ではないかもしれない。



私が思うに彼女こそが天才と言うべきなのだろう...。



それとも鬼才だろうか?



少し彼女の脳の構造がどうなっているのか知りたくなった。



『ねぇ、風介。今度暇な時家に来なよ、勉強しにさ。』



彼女はそう言って無邪気に笑った。



正直ヒロトには、勿体無いと思った。



ヒロトは遊び人だから渡したくない。



ヒロトが彼女に近付くと彼女が穢れる気がして気分が悪かった。










天才で鬼才な彼女が好きだ



(流星が遠巻きから見ている。)


(それに私は気付かないフリをする。)


(だってそれが表の"私"だから。)














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