恋愛ゲーム

□恋愛ゲーム
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それも当たり前だ。



ノーザンインパクトを顔面にモロにくらったのだから。



例え鼻が折れていようと正当防衛だと言い張ろう。



「大丈夫か、紅月?」



私が彼女の安否を確かめれば、彼女からは大丈夫と返ってきた。



「てめぇクソガキ!いきなり何しやがるっ!?」



気絶した男をその場に寝かし、怒鳴りつけてくる男。



ああ、こんなものを紅月が見たら紅月の目が腐ってしまう。



「紅月見ない方がいい、目が腐る。」



私はそう言って次に男が起こすであろう行動に備え、彼女を下がらせる。



「舐めやがってっ!!」



男が拳を振り翳した。



予想通りだ。



遅いな...。



私はゆっくりと口を開いた。



「凍てつく闇の冷たさを教えてあげるよ。」



そして男の拳が迫るよりも早く風介は蹴りを男にくらわせた。



先程の男同様にその男もその場に崩れ落ちる。









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