薔薇の秘め事

□薔薇の秘め事
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楓は葵の言葉の意図を読み、言葉を返した。



『あら、よく分かってるじゃない。』



「何年、会長と一緒にいると思ってるんですか...。」



楓はうっすらと頬に朱を滲ませ、視線を斜め下に移した。



『そうね...。』



葵は微笑んだ。










傍にいる



(好きだからこそ、)


(理解出来る部分。)












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