薔薇の秘め事

□薔薇の秘め事
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「でも、店ちょ...監督が貴方に一番来ていただきたいとおっしゃっているので...。」



メイドの彼女は店長と言いかけ、監督と言い直した。



もう店長でいいのではないかと思うと同時に違う考えも出てくる。



へー、あなたの所の監督はそっちの趣味があるんだ。



そうか、男にメイドの格好をさせて楽しむんだ、へー...。



男を言い訳にこれを楽しまない手はないが、それをするのはなんだか興ざめだ。



『なら、もっと可愛くてフリルの多いのを用意して頂戴。それから猫耳と黒尻尾に鈴の付いた首輪も。』



まさかの葵の我が儘な注文に雷門を含め、メイド服の彼女も驚いた。



嫌がるならまだしも、注文するのは珍しいからだ。



メイドの彼女は葵に言われた通りの物を用意した。



葵はそれを両手に取り、眺めると笑みを浮かべた。



『ありがとう。』



葵はそれだけ言うと着替えに向かった。








秋葉名戸



(秋葉系女子は、)


(お好きですか?)










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