お菓子箱

□秘密結社コドモA
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劣等行進曲



生きる事怯えてる 少年は立ち止まり
世の中に振り向かず 全てに視線を逸らした
つまらない毎日は不安だけを募らせて
「誰も僕をいらない」とそんなふうに感じてた

後ろ指を指した自分 そんな胸の奥
僕は僕だって言えればいいのに

生きる事疑問して自分自身疑問詞で
世の中に馴染めずに知らず知らずカヤの外
退屈な毎日が僕を愚鈍に写して
晒ったように思った
「僕は無駄じゃないですか?」

僕が僕で生きることはいたしかたなくて
そんな結論に胸は痛むけど

生きてみましょう とりあえず今日は
「きっと明日は」なんて言えない
けれど明日はくるんだし

生きてみますよ とりあえず今を
不安だらけで笑えなくても
それでも明日はくるんだし

生きる事悩んでる 少年は一人きり
世の中に背を向けて 毎日をやり過ごす
上手く笑えない夜に上手く話せない朝に
僕の病は「若さ」と片付けられていきます

それでも僕だって言えればよかった
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