dark world ..

□お人形さん(製作中)
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夜遅く 俺は家に一人ぼっちになった
まぁ いつものことだけど

何人かの人が俺を引き取ろうとしたけど
俺は断った

悠希「この家が好きだから」

なんて文句つけて


ただ 知らない人と住みたくないし
最終的に俺みたいなやつ
施設に入れられるだろうから

広い部屋に俺と人形が入った箱だけ
なんだか広い部屋に一人いるのは
落ち着かなくて
いつも閉じこもっている俺の部屋に行くことにした


悠希「どんな人形だろ?」


ズルズル


まだ8才の俺には2mの箱は大きすぎて
引っ張っていくことしか出来なかった

悠希「・・重っ!」

階段はちょっとキツすぎる


ガタンガタン


階段にぶつけながら
二階へと持ってくる

悠希「はぁ…」

やっと俺の部屋に着いた

椅子と机とベットしかない ガランとした部屋
誰も8歳児の部屋だとは思わない

小っちゃいころから おもちゃとか興味なかったし
可愛げとか全くなかったから

親に見捨てられて当然だとおもうけど


そんな部屋に大きい箱を置いた
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