企画
□大好きだと伝えたい
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モスカ達と戦って、意識のないオレを部屋に連れて行ったスパナさん
彼は日本の文化が好きみたいで
ドラム缶に『ちゃぶ台』
自分の名前には『酢花゜』と当て字を作るほどの日本好き
入れてもらった緑茶もおいしいし
なんだか敵らしくない敵にこっちの方が戸惑う
「なぁ、ボンゴレ…日本の温泉に入ったことあるか?」
はい?
「え?温泉ですか?」
「あぁ、地中から熱せられたお湯が吹き出しそこに穴を掘って岩で周りを囲んだ温泉だ…」
スパナさんが言う温泉は露天風呂の方らしい
「そっちはあまり入ったことがないですけど温泉なら風呂が壊れた時に入りましたよ」
スパナさんの目がキラキラしている
「温泉には2種類あるのか!ボンゴレは混浴というのに入るのか?」
「こ、こここ混浴!?そんな所は普通はないし、あったとしても……は、入れません!!」
顔が熱い
てか、よく混浴なんて言葉を知っているな
「ボンゴレなら入れるかと思ってた」
「なんでですか!?」
なに?そんなにオレ節操なしに見えるの?
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