Infinite Stratos:Re
□第十四夜
5ページ/6ページ
◇
数時間前。
「……余り情報は手に入らなかったですねぇ」
暗い部屋。
そこにいるのは、黒いスーツの様な服に黒いハット、百八十はあろう身長で緑髪の男が一人。
そして、モニターに展開されているのは碧海涼夜が鵺哭を纏い戦っている映像。
「使える駒が少ないのも考えものです」
柔和な表情で飄々としているこの男は、面倒臭げに呟く。
「まったく、こんな茶番がいつまで続くのでしょうか……」
瞳を蛇のように細め呟いた言葉は、暗い部屋に小さく響いた。
◇
あとがき。
⇒