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□溶けてしまいたい
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律動を大きくゆっくりから
短く早いものへ変える。
小十郎さんの反応を見て
イイ所を狙って突けば
いやいやと首を振られた。
でもそれは小十郎さんが
イイ時にする仕草。

「や、じゃないでしょ?」

「ひゃっ…う、あぁあっ」

「イイって言ってみて…そしたらイかせてあげる」

「っ、い…いぃ…っ佐助ぇ…きもち、いいっ、ふぁ」

「ん、良い子」

俺様は細い腰を抱え直して
更に激しく奥を突いた。
泣きながら「イイ」「佐助」と
繰り返す小十郎さんに
ニヤけてしまうのを
止められない。
俺様小十郎さんのせいで
変態増してる気がする。

「あうっ…ひぁあ…!」

絶え間なく腰を強く
打ち付ければ、びくんっと
小十郎さんが背中を反らせた。
イきそう、みたい。
俺様は男根をギリギリまで
抜いて一気に奥まで貫いた。

「やあっ!?佐助っ…ひあぁあああああっ」

びくびくと鍛えた身体が
綺麗にしなって震える。
イく瞬間の小十郎さんの顔は
何回みても、綺麗だ。
そしてキツい締め付けの中
何回か腰を叩きつけて
俺様も中で達した。

「んっ…う、熱…」

俺様の吐き出した熱に
小十郎さんは弱く首を振って
意識を手放した。
くたりとしてしまった
愛しい恋人に優しく笑って
また胸元に新しく
赤い華を咲かせた。

「起きたら、お揃いって笑って…また付けてね」

チョコも、ありがとう。
まだ甘さの残る口で
愛してると呟いた。
きっとこの甘さは
チョコだけじゃないけれど。


















(このまま、二人)


















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