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□伊達じゃありません
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伊達家の朝。
政宗「………(イラァッ)」
ドタドタドタ…べしゃっ!
ど…ドタドタドt…すぱーん!
小十郎「政宗様!おはようございまする!さて、今日という今日はちゃんと執務を…おおおおおおおっ!?」
政宗「honey、うるせーぞ」
小十郎「いや、あの、すみません。しかし、これは一体…」
政宗「起きたら既に天井から大量のエロ本がぶら下がってた」
小十郎「そ、そうですか…」
ドタドタ…すぱーん!
小次郎「兄上っ!先程から叫び声がしますがどうしt…」
小十郎「あー…」
政宗「…shit」
小次郎「なっ…ななななな…!!(カァアアァア)」
どっかーん!
小次郎「なんて破廉恥なぁああっ!父上、父上ー!兄上が!小十郎が!天井で!破廉恥を!」
ドタドタドタドタ…
小十郎「ちょ、誤解を招くような言い方は止めてください小次郎様あああああ!」
バタバタバタバタ…
政宗「…ったく、小次郎の純粋さもたまに傷だな。つーか、母上この野郎。いるんだろ」
義姫「あら、ばれてた?」
政宗「当たり前だろ。…いやでも畳の下から出てくるのは予想外でしたクソババァ」
義姫「うふふ黙れクソ息子」
バチバチバチ…
義姫「それよりも政宗の部屋にあった恥ずかしい本を分かりやすく展示してあげたんだけど気に入ってくれた?」
政宗「あーもうすげー気に入ったよもう俺嬉しすぎて母上殴っちゃいそう」
義姫「あらあらお母さんに八つ当たりなんてイケナイ子ね〜」
政宗「HaHaHaHaHaテメェいつかぶっ殺す☆」
義姫「うふふふふ殺れるもんなら殺ってみな☆」
左月「はいはい、二人共そこまでっ!」
政宗「左月!」
義姫「あら、左月」
左月「全く、ほっといておけばすぐに喧嘩して…」
政宗・義姫「だってぇ〜」
左月「お互いに指を差さない!子供ですかアンタらは!」
政宗「(´●д`・)ダッテー」
義姫「ネー(´ーдー` )」
左月「そんな顔してもダメっ!!」
基信「何事ですか…朝から騒がしいですよ」
左月「あっモッチーいいところに!」
基信「お、どしたのさっちゃん」
政宗「…お前らいい加減そのあだ名やめろ。女子高生か。マジ鳥肌たつ」
基信「さすが政宗様。チキンなのですな」
政宗「ちげーーーよ!!誰がチキンだ!」
左月「いや、モッチー。きっと殿も私達のようなあだ名が欲しいのだろう」
基信「なるほど!気付けなくてごめんね筆頭」
政宗「おいやめろ」
義姫「いいぞもっとやれ」
政宗「クソババァァアアァアア!」
基信「じゃあ筆頭は童貞チキンで」
義姫「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
政宗「なにその最悪なネーミングセンス。つーかそれただの悪口だろ?そうなんだろ?つーかなに笑ってんだ母上ェ」
左月「それじゃあ駄目だモッチー。virginity(童貞)chicken(チキン)だ」
政宗「英語にしただけじゃねえかああああああしかも無駄に発音良いんだよなあああああ」
義姫「てかアンタまだ童貞だったの?お母さん悲しい」
政宗「じゃあなんでニヤニヤしてんだテメェは。つーか俺は童貞じゃねぇええぇえ」
基信「えっ」
左月「えっ」
義姫「えっ」
輝宗「へぇ」
輝宗以外「いつの間に」
輝宗「俺は最初からいたよ?畳の下に」
政宗「なんでテメェらは夫婦揃って俺の部屋の畳の下で寝てんだよ!!!やめてよもう!!!」
義姫「輝宗様と私は以心伝心なのよ」
輝宗「なのよ(`・ω・´)」
政宗「UZEEEEEEEEEEEEE」
左月「それにしても政宗様が童貞ではないなどと」
基信「今日は赤飯ですね」
義姫「で、相手は?愛姫?エロ本?オナホ?壁?右手?」
政宗「馬鹿にしてんだろテメェら」
輝宗「へ?梵の初めての相手って小十郎でしょ?」
左月「えっ」
基信「ほぅ」
義姫「はぁ?」
喜多「まぁ」
喜多以外「いつの間に」
喜多「皆さんの部屋に朝御飯を運んでも誰もいないものですから探していたらなにやら喜多得な話題が聞こえたもので」
基信「それで光の速さで入ってきたの…さすが喜多ちゃん」
喜多「それで、政宗様の初体験が小十郎とは真ですか」
政宗「…真です」
義姫「あらあらあら。あの淫乱オールバック893、輝宗様だけでなくクズ息子まで…」
左月「ぇえっ↑小十郎って淫乱なのかい!?」
喜多「なぜマスオさん」
基信「いや、どうせ小十郎にムラムラが爆発した筆頭が無理矢理押し倒してズッコンバッコンしただけでしょう」
輝宗「だって小十郎俺にゾッコンだもん。他の男に足を広げるわけがない」
左月「強姦ですか。最低ですね」
政宗「」
基信「やべ、筆頭が風化してる」
政宗「お…俺だって…俺だって小十郎が俺を好きに、なるまでっ、待ってい、ヒグッ、待っていたっ、か、た、けどォ、ヒック」
左月「マジ泣きですか」
義姫「マジ泣きね」
輝宗「苛めすぎだよ君達」
基信「アンタもだよ」