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□Secret Garden
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君との出会いは鮮やかな春
俺達3zが昼休みのｸﾞﾗﾝﾄﾞで生死を賭けたﾄﾞﾂﾁﾎﾞｰﾙをしていた時だった…
地味の俺は勿論外野だった,仲間内野の神楽ちゃんが鬼の形相で敵側内野の沖田さんにﾎﾞｰﾙを投げ…いや放ったが正しいだろう
沖田さんはﾊﾞｸ宙でﾎﾞｰﾙを避け外野に飛んで来た
殺傷能力のあるそのﾎﾞｰﾙを俺が捕れる訳もなくｸﾞﾗﾝﾄﾞ脇の花壇の方へ行ってしまった
｢ｼﾞﾐｰ!!ﾎﾞｰﾙちゃんと捕るｱﾙ!!｣
ﾔｼﾞを飛ばされたが俺は気にせずﾎﾞｰﾙを探した
ｶﾞｻｶﾞｻ
｢あれ?確かこっちに行ったはずなんだけどな…｣
｢あった!!｣
俺はﾎﾞｰﾙを取ろうとした瞬間誰かの手と重なった
｢わっ!ごめん!｣
『私こそごめんなさい』
俺は驚き手を放した
他のｸﾗｽであろう君はﾎﾞｰﾙを掴み俺に渡した
｢ありがとう…でも,花壇がﾒﾁｬｸﾁｬになってしまったね｣
『えぇ,でもまた手入れすれば良いから…』
君は少し悲しそうに眉をひそめると優しく微笑んだ
それが君との出会い…
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