暁
□デイダラの耳は...?!
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リビングには、朝食のいいにおいが漂っていた。
泥「ん〜いいにおいだな♪」
鼬「早く席に着け」
小さく伸びをして空いてるさそりの隣の席にちょこんと座った。
鬼「できましたー」
鬼鮫がみんなの朝食を運ぶ。
カラン
鬼鮫の手の中からスプーンが落ちた。
泥「鬼鮫、落ちたぞー、うん」
デイダラは椅子から降りて、スプーンを拾った。
蠍「...アッ、悪ぃ!」
泥「へ...?」
【デイダラの耳は...?!】
デイダラがさそりの方を見ると、少しあせった顔をして目を泳がす。
泥「旦那、何したんだ?」
ぺ「デイダラ、お前...」
飛「ゲハハハ!コスプレかぁ?デイダラちゃんよぉ」
デイダラが不思議に思って頭からかぶった液体を触ってみると、ふわふわとしたやわらかいものが手に触れた。
小「...猫耳がついてるわ」