妄想列車2号

夜までガマン!
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「ヒロさん、凄い汗ですね」

「うん、ちょっと動いただけで、この汗だ」

「ヒロさん、失礼します・・・・・ぺろッ」

「な、何すんだ!汗なんか舐めんなよ」

「塩分補給です。俺もいっぱい汗掻いたんで」

「汚ねぇーだろ///」

「汚くないです。ヒロさんの汗は、美味しいんです」

「バ、バカかお前は///」

「はい!」

「シャ、シャワー浴びてくる」

「俺も一緒に」

「駄目だ!一人でいい!」

「・・・・・・・・・・」

「あっ・・えっと・・・よ、夜になったら・・・い、いっしょ・・・・・/////」

「はい!ヒロさん。俺、夜まで我慢します!」

☆☆☆☆☆☆☆☆☆

「ヒロさん、まだ4時です。夜じゃないですよね」

「当たり前だ」

☆☆☆☆☆☆☆☆☆

「ヒロさん、5時です。まだですか?」

「買い物に行くぞ、野分」

☆☆☆☆☆☆☆☆☆

「ヒロさん、6時です。夜ですよね」

「まだだ!」

☆☆☆☆☆☆☆☆☆

「ヒロさん、7時です!夜ですよ!」

「飯食ってんだぞ今」

☆☆☆☆☆☆☆☆☆

「ヒロさん、8時です。本当に夜ですよ」

「俺、もう眠い」

☆☆☆☆☆☆☆☆☆

「ヒロさん、9時です。俺我慢できません」

「いい加減、諦めろ」

「嫌です。ヒロさん約束したじゃないですか」

「俺、明日の朝入る」

「駄目です。俺どうかなりそうなんですけど」

「何が?」

「ヒロさん!怒りますよ」

「こ、恐い野分は嫌だ」

「え?あっ・・・だって、俺我慢したんですよ、一所懸命。なのにヒロさん・・・ヒロさん俺より4つも年上なのに、学校の先生なのに、いい子で待ってた俺に冷た過ぎます」

「いい大人の男が二人で、狭い風呂に入ってどうすんだ」

「決まってるじゃないですか。恋人同士なんですよ、俺達」

「///う、うるさい・・・す、好きにすれば」

「はい!好きにします」

☆☆☆☆☆☆☆☆☆

「で、何で俺を抱っこするの?」

「好きだから」

「/////」

「お風呂でイチャイチャしましょうね、ヒロさん」

「お、お手柔らかに・・・」

☆☆☆☆☆☆☆☆☆

「ヒロさん、大丈夫ですか?」

「・・・・・」

「ヒロさん、ごめんなさい」

「・・・のわ・・・寝かせてくれ、頼む」

「ヒロさん、ヒロさん」

「ねむ・・・」

「ヒーロさん」

「すうすう」

「ヒロさん、可愛い!」

「すうすう」

「また、お風呂で遊びましょうね。今度は、イチャイチャをイチャぐらいに抑えますから・・・おやすみなさい、ヒロさん」

おわり


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