●怖い噺 参


□黒いキューピー
1ページ/1ページ


生後数ヶ月の赤ちゃんを1人で養う母親

赤ちゃんが眠りについたので赤ちゃんを家において買い物に出かけた際に交通 事故で死んでしまった

身元不明のため連絡が取れず無縁仏とされてしまい赤ちゃんは部屋に1人取り残されてしまったが、身寄りがいないため誰にも気づかれずそのままにされてしまった

数週間後、家賃が滞納されているので大家さんが部屋を訪ねるが返事が無く他の住人に聞いてみるとここ最近姿を見ないということなので「こりゃ夜逃げされたな。」と考え合鍵を使って部屋に入ってみると部屋の中は締めきっていて薄暗い

明かりをつけようとしたが電気も止められているらしく明かりがつかず薄暗い部屋の中を見まわしてみると部屋の中は生活感そのままの感じで家具とかがのこっていて部屋の真ん中にキューピー人形が置き去りにされていたのを「よほど慌てて逃げたんだな」

と拾い上げると黒いキューピー人形はバラバラと崩れ去り無数のゴキブリが散り散りに逃げて行き手の中に残ったのは赤ちゃんの骨であった

−終わり−

隣人を長い間見ない場合は、一先ず周りの人に相談

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ