●怖い噺 五
□赤い部屋の人
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ある地方の女子大生が東京の大学に進学が決まり東京に一人暮らしする事になりました
あるマンションで生活を始めているうちに、ある日部屋に小さな穴があいているのに気づきました
その穴は隣の部屋に続いていて何だろうと覗き込みました
すると穴の向こうは真っ赤でした
隣の部屋は赤い壁紙なのかなと思いつつ次の日も、次の日もその女子大生は小さな穴をのぞいていました
いつ見ても赤かったので隣の部屋が気になった女子大生はマンションの大家さんに聞いてみることにしました
「私の隣の部屋にはどういう人が住んでいるんですか?」
すると大家さんは答えました
「あなたの隣の部屋には病気で目が赤い人が住んでいますよ。」
そう…赤い壁紙だと思い込んでいたのは
自分の部屋を覗く隣人の目だったのです…
−終わり−
これは人的な怖い話しですね