ほしぞらの物語

□煽る、なっ
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暑い



熱い




火傷しそうなぐらい





身体中が




求めて



欲して



「ぁ、あっ!か…ちょ、ぁ、ん!!」




最初の恥ずかしさが


なくなったわけじゃないけれど



会長の




仕草が




力強さが




優しさが




私の心臓を





締め付けて








私も


そんなあなたに




ふれてみたいと





思わせるんです





衝動のままに




会長に



手を伸ばす






顔に




さわろうとした




私の手首を



逆に




会長に奪われて




そのまま





掴まれた手首は




会長の唇に



ふれて




そのあとに




響く




リップ音と





チクリとした





キスマーク





それを見て





満足そうに




口元に笑みを




浮かべる会長





そんな表情のひとつさえ




もっともっと






私を



締め付けるんです






.
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