小説おきば。

□俺のこと好きだよな!!!
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※キャラ崩壊しまくり


…おk?















「おい馬鹿弟、俺のこと好きって言えコノヤロー」
「アイス…好きっでいってみ」
「にほ〜ん!!好きって言えある!」
「ヴェストは俺のこと好きだもんな!!な!」

「………は?」

ことの始まりは本当に些細なことだった。
それは世界会議の後、バレンタインが近いこともあってかメイドたちが誰にチョコをあげるかの話をきいたことだった。

「ヴぇ〜、そう言えば日本の所では女の子が好きな人にお菓子あげる日だっけ?」
「えぇ。我が国にとっては大事な稼ぎ時です」
「現実的だな…」
「そりゃそうですよ…あんなリア充の祭りなんてただの商戦でしかないです」
「日本、なんかこわいよ〜…」
会議が終わってこれから朝食でもとろうと日本、イタリア、ドイツが集まっているいつもの風景…のはずだった。
「なぁ君達!!なんの話をしているんだい?」
「あ、アメリカ〜ちゃお〜♪」
ちゃおなんだぞ!と元気に返してきたのはアメリカ。どうやら後ろにイギリスとカナダもいるらしい。
「で、何の話をしてたんだい?」
「あのね〜日本の家のバレンタインについて話してたんだぁ〜そうだ!アメリカは誰かにお菓子あげたりもらったりする予定あるの?」
「はっ!!アメリカさんがリア充な予定があるというのですか?!ちょっ!!誰ですか!!そこんとこkwsk!!!」
「落ち着け日本!!!」
いきなり暴走した日本をドイツがなだめている間アメリカはう〜んと少し考えた後、ちらっと後ろを見た。
「…………カナダ?」
「え?お菓子ほしいの?」
「ほしいんだぞ!できれば君の愛がつまったホットケーキが良いな!」
「ふふっ///いいよ〜」
「このリア充がああああああああ!!!ごちですううううううううううう!!!」

こいつらのこのバカップルみたいな(というかそのもの)会話をきいていた周りが黙ってなかった。そして冒頭に。

「日本!我に菓子作ってくれある!!で、好きですって言ってわたせある!!」
「善処を通り越して拒否します」
「なんであるか?!」
「自分の胸に手を当ててえぐってからよく考えてください」

「ヴェスト!!なぁなぁ!!」
「………クーヘンでいいか?」
「おう!!」

「おい馬鹿弟…」
「……う〜…当日まで黙ってたかったのに…」
「え…」
「ちゃんと用意してるから…当日までまってて…///」
「おう…///」

「アイス…」
「あげないよ…」
「………」
「…………」
「……………」
「………………作るから威圧感出してこっち見ないで」
「ん、わがった」

「おい、アメリカ?よかったら作ってやっても…」
「HAHAHAHAHA!!お断りなんだぞ!!」
「お兄さんもいらな「あ?」……もらいます」



約数名不憫な結果に終わるようだが大体は世界もリア充しているようだ。


「………出番ないとかかなしいわぁ…」
「お兄さんも一言なんだけど…しかも死亡フラグたったよ…」
「出番あってもチョコもらえないある…」
「……暇だったら作って差し上げますよ」
「ほんとあるか!!」
「ただし!!原稿手伝ってくださいね?今回は地方イベです^^」
「…(´・ω・`)」





(多分)めでたしめでたし。
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