03/12の日記

23:54
地震
---------------


やっと家族や友だちと
連絡がとれて安否を確認できました。


でも、青森の一部の地域は
まだ停電していて
2日連続で暗闇のなかで
夜を過ごしています。


福島、宮城の友だちは
無事でしたが、
まだ、余震、津波の危険を
常に感じながら過ごしています。


家族や友だちと連絡がとれないまま
今日は朝からいつも通りに
出勤して働いていました。
東北地方では亡くなった方や
行方不明の方がたくさんいるのに
何もできない自分に腹がたって
仕事中に泣いてしまいました。



今日はいつもより
一時間遅く開店。

物流の関係でコンビニやスーパーは
品薄状態なので食品も扱ってる
うちの店は開店するべきなんだと
自分に言い聞かせて働きました。

店長ももちろんその考えだと
思ったし、社員さんも
いろいろ地震について
考えがあるだろうと思いました。




だけど、それは全部あたしの思い込みで
店長はできれば通常営業して
売り上げをとりたい

社員は笑いながら地震のことを話す




怒りで涙がでてきました。






お客さんも食料を求めて
来店してくれる人は
ほんの一部で
普段通りに化粧品、生活雑貨を
買う人がほとんどでした。


東北地方の方々は
電気が通らない中
暗闇で過ごしているのに
朝から四階ぜんぶ
電力を大量消費して
営業しているこの店は
本当におかしいと思いました。



あるお客様から
電力のない地域もあるのに
どうして営業しているのですか?

というお電話をうけて
店長は閉店を決めました。



わざわざお客様から言われるまで
気がつかない店長に
心の底から呆れました。




そして、その事を口に出して
店長に言えない自分が
嫌で悔しかったです。



お電話をくれたお客様には
本当に感謝したいです。


でも外に出ると明るい新宿があり、
それに対して何も出来ませんでした。
電話をしたお客様はほんとに
すごいと思いました。



私に出来ることは
節電、募金ぐらいなので
キャンドルで過ごしています。


自分の無力さを改めて実感し
自分に対して
悔しい思いをしないように
出来ることを考えたいです。



もっと被災地のみなさまのために
家族や友だちのために
出来ることをなんでもしたいと
思います。

前へ|次へ

コメントを書く
日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ