□天戦
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GAG
天草がメタ発言














目が覚めたら、何もない部屋にいました。
フローリングの床で寝ていました。
部屋の隅に保健室でよく見るような質素なベッドがあります。


「え・・・?」

戦人の手…というか全身がアニメや漫画でよく見るような感じにロープでぐるぐる巻きでした。

「おはようございます戦人さん」

「天草・・・?」

戦人の前には天草がいて、楽しそうにニコニコ笑っていました。

「何ですかぁ?その鳩が豆鉄砲食らったような顔は」


「天草?」
「はい。」
「何で俺は床で寝ていたんでしょうか」
「いや、運ぶの面倒くさかったんで、つい。」
「何で俺はぐるぐる巻きにされているんでしょうか」
「だって暴れたら面倒じゃないですかー」


天草はケラケラ笑ながら手を振った。

「お前面倒ばっかだな」


「あ、そうだ戦人さん!質問に答えて下さい!」


「質問…?」
「はい。簡単な質問ですよ」
「どんな質問?」
「しいて言うなら〜。肉まんは好きですか嫌いですか程度の質問ですよ〜」
「なんだ…その位なら…」


「じゃあ聞きますよ〜。俺の事好きですか嫌いですか」


「は・・・?」
「だからー、俺の事好きですか嫌いですかって」
「肉まんと明らか違うだろ」
「大して変わんないですよ」
「適当だな――…嫌いって言ったらどうなる…」

「監☆禁☆です☆」

天草は何処から出したのやら手錠を持っていた。

「随分用意良いな!で、好きっつったら…」

「俺とここでスイートホーム(笑)を作りましょう!」

「監禁されんの変わんねー!」

「いや、待遇が変わります」

「手錠するかしないかか?」

「いいえ。ベッドでするか床でするかです!」

「するのは前提なのか!?」

「Exactly!そのつもりなかったらわざわざこんなことしませんって。」

戦人は薄く笑いながら下を向いた。

「よーし、逃げるか。」
「逃げれるわけないって分かってるでしょう戦人さん。」

天草は片手に手錠を持って大変黒い笑いを浮かべていた。

「ていうかその格好ででたら確実に変人扱いですよ」
「変人はどっちだー!!」
「じゃあ戦人さん。どっちです?」
「何が?」

「だからー。何度も言わせないで下さいよー。俺の事好きですか嫌いですか。
補足するなら好きって言ったら優しくしますが、嫌いって言ったらそれこそちゃんと機能しなくなるくらいに犯します。」

「・・・それ絶対好きって言わせる来満々だろ」

「いや俺はどっちでも。嫌いって言ったら前の天戦の話みたいになるだけです」
「何!?前って何!?」
天草はふふふーと得意気に笑いながら「さ〜あ?」と言った。

「わっ…分かったよ!言えばいいんだろ言えばっ!」
「えっ!言ってくれるんですかっ!」
戦人は一瞬躊躇ったが、最終的に口を開いた。


           
               好き


                       ・・・だよっ!」
「戦人さん・・・嬉しいです!さぁ!ベッドでメイクラブしましょう!」
「え、何コレ何処の同人誌展開」




***

オワレ\(^p^)/

何このメタワールド←
我ながら自分の昔の考えって分かんない

確か「メタ発言する天草でヤンデレ」がテーマだった気がする(((

(11.3.30)

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