06/28の日記

22:11
バイヤー・レバークーゼン−バイエルン・ミュンヘン
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ブンデスリーガ・クラシックス
バイヤー・レバークーゼン−バイエルン・ミュンヘン
2004/05 8.28 Round3 バイ・アレーナ


バイヤー・レバークーゼン
1 ハンス・ヨルク・ブット
35 ディエゴ・ロドルフォ・プラセンテ
3 ロッキ・ジュニオール
4 ジュアン
25 ベルント・シュナイダー
28 カルステン・ラメロウ
10 パウル・フライアー
(→65分 13 ダニエル・ビーロフカ)
7 ロブソン・ポンテ
(→69分 14 ハンノ・バリッチ)
11 フランサ
(→84分 19 マルコ・バビッチ)
9 ディミタール・ベルバトフ


バイエルン・ミュンヘン
1 オリバー・カーン
23 オーウェン・ハーグリーブス
25 トマス・リンケ
3 ルシオ
(→60分 6 マルティン・デミチェリス)
20 サハン・サリハミジッチ
8 トルステン・フリングス
11 ゼ・ロベルト
(→60分 5 ロベルト・コヴァチ)
26 セバスティアン・ダイスラー
13 ミヒャエル・バラック
10 ロイ・マカーイ
24 ロケ・サンタクルス


得点
20分 ベルバトフ(レ)
52分 フランサ(レ)
57分 フランサ(レ)
59分 ベルバトフ(レ)
84分 バラック(バ)


 ブンデスリーガファンなら名前を聞いただけでテンションがあがるような顔ぶれ同士の対戦。スタメンの22人だけで何時間話しに花が咲くだろうか?(元ドイツ代表監督のルディ・フェラーはスタンド観戦していた)

 このゲームの肝は当時圧倒的な攻撃力を誇ったレバークーゼンの"デンジャラス・トライアングル(ベルバトフ・ポンテ・フランサ)"である。ポンテとフランサは日本でも既にお馴染みの選手となっている。

 ベルバトフは今ユナイテッド不振の要因の一つと言われることもあるようだが、個人的にはベストFWの5本指に入る選手であるといっても過言ではないと感じる。正確に枠内を狙える高い技術・さり気無くお洒落にこなすポストプレー・絶妙なポジショニング・相手選手に囲まれてもボールをロスとしない巧さ…その全てを高い技術で備えている。この試合でもフランサ→ベルバ(1点目)、フランサ→ベルバ→フランサ(2点目)のコンビで得点をマークしている(どちらも起点はポンテ)。

 昔からそうであるが、特に彼の優れている点はどんなパスが来てもボールの芯を捉えることができる点である。動いているボールを1番正確に扱えるのは彼ではないだろうか?まさに「ピンポイント」という言葉は彼の為にあるようなものである。

 バイエルンに目を向けると天才・ダイスラーが現役の時代である。数多くの悩みを抱えていたことは有名な話だが、ドイツがサッカー選手としての彼を失った衝撃は計り知れなかった。それ以降、今現在も彼のような選手は現れていない。

 この2チームの面白いところはDFも含めた全ての選手が攻撃的で、しかも相手1,2人くらいなら余裕で交わしていける選手という点である。攻守の切り替えが早く、現在のプレミアリーグでもなかなか見られないくらいの試合展開である。

 プレーには関係ないが、選手が履いているスパイクも懐かしいものばかりである。NIKEのエアズーム・トータル90やadidasのプレデター・マニア、PUMAのレセルバなどである。ちなみにドイツ代表はW杯では殆どの選手がプレデターシリーズを着用していた(仏大会:プレデター・プレシジョン、日韓大会:プレデター・マニアなど)。

 当時を思い出しながら過去の試合を見るのもサッカーの醍醐味である。好きなバイエルンが手も足も出なかった試合だが、見所が豊富で素晴らしい試合であった。

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