07/20の日記

23:02
Jコール移籍-レドナップ談話
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 スパーズは最後までJコールの獲得を試みていたが、ジョーの最終決断はリヴァプールであった。28歳のコールに対し4年契約でチェルシー時代よりも高額の週給を提示したリヴァプールに対し、スパーズはクラブの給与体系を上回るもののチェルシー時代よりは低い週給を提示したとみられる。これに対してレドナップがザ・サン紙に掲載中の自身のコラムの中で触れている。

ハリー・レドナップ:我々は獲得に最善の努力を尽くした。(ダニエル・レビィ)会長は、ジョーに魅力的なオファーを提示した。しかし、最終的には、長年に渡り世界最高のフットボール・クラブとしての伝統と名声を築き上げたクラブと競合することになったんだ。ジョーからは、決断に至った経緯を伝える真摯なメッセージを受け取ったよ。彼はしっかりと説明してくれた。彼は(金銭的な理由ではなく)フットボールのことを考えて移籍したと私は考えている。リバプールの変革に加わることを彼は望んでいるんだろう。ロンドンを離れ、心機一転のスタートを切りたいと考えているのかもしれないな。彼の理由が何であろうと、本人は新たな道を歩み始めたのだ。ジョーはゼロからのスタートを望んだとも言えるだろう。彼は一流の選手であり、その姿勢も申し分がない男だ。私は11歳の頃から彼を見ているが、ウェストハムで最初に彼に出会って以降、私はずっと彼の成功を願ってきたのだから、今回の移籍も成功することを願っているよ。この夏の間中ずっと、どこに行ってもスパーズ・ファンから『ジョー・コールは加入するのか?』と聞かれたものだ。ダニエル・レビィは、一生懸命になって彼の獲得に動いてくれたよ。彼の獲得には、一切の抜かりが無かったし、誰の失敗でもない。そして、私はジョーの決断を尊重しているよ。
スパーズ・ジャパンより

 残念ながら今回最高の補強候補を逃してしまったスパーズであった。しかし、この声明にも表れているようにハリーの人間性を垣間見ることが出来た。この監督が居るということが多くの選手やスタッフ、ファンを引き付けるスパーズの魅力の一つでもあるのだ。
 スパーズのユニフォームを着ることは無くなってしまったが、新天地でのジョー・コールの成功を祈りたい。

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