02/06の日記

22:05
レドナップ ニコの魔法で起死回生
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土曜日にホワイトハート・レーンで行われたボルトン・ワンダラーズとの一戦で、後半ロスタイムに途中出場のニコ・クラニチャルが作り出した『魔法の瞬間』により、貴重な2‐1の勝利を得たことにハリー・レドナップ監督は喜びを爆発させている。

試合の立ち上がりから、序盤に2度のPKのチャンスを得たスパーズは、これをものにして2点のリードでいっきに試合の優勢を固められると期待されたが、8分に訪れた2本目のPKはラファエル・ファンデルファールトがネットに突き刺したもののマーク・クラッテンバーグ主審の判定によりやり直しとなり、やり直したPKをラフィーが失敗。残念ながら、2度のPKのチャンスで得たリードは1点差となっている。

ラフィーがハーフタイムに負傷によりピッチを退くと、55分にダニエル・スタリッジのゴールでボルトンが同点に追いつく。

ここからはいつも通り、勝利を目指すスパーズが猛追を仕掛ける展開に。ジャーメイン・ジェナスのフリーキックはポストを叩き、スティーブン・ピーナールのシュートをユッシ・ヤースケライネンが阻止。一方のボルトンも前掛かるスパーズの間隙を突いてのチャンスを虎視眈々と狙う展開となる。

ウィルソン・パラシオスに代わって78分に投入されたニコ・クラニチャルがロスタイムを2分過ぎたところでエリア手前でボールを受けると、ザット・ナイトを交わして左足でゴール上に突き刺し劇的な決勝ゴールを記録。2‐1でスパーズが勝利を収めている。

激闘を振り返るレドナップは、「2‐0で折り返すべきだったんだが、そうなればより磐石の勝利を得ていたことだろう。エリア内に入ったからってPKをやり直しさせるなんてそんなにお目にかかれないことだし、あまり無いことだ。チャンスはあったんだが、もう1点が生まれなかった。試合は盛衰を続け、相手に追いつかれて1‐1となり、その後も我々はチャンスを作っていた。JJの素晴らしいフリーキックはキーパーを抜けたがポストに弾かれた。その他にもチャンスがあったが相手にもまたチャンスがあった。相手も十分に機会を十分に生かせていない場面があった。終盤にはオープンなチーム編成を組んだが、引分けでは我々は満足できず、勝利が必要だったからだ。我々は前への仕掛けを続け、そしてニコ・クラニチャルの魔法から起死回生の一撃が生まれた。ファンタスティックな技術に裏打ちされたファンタスティックなゴールだったよ。最後の最後に結果をタグリよせ、ファンタスティックな勝利を飾ることができた。本当に必要な3ポイントだ」と試合後のインタビューで語っている。

この勝利によりスパーズは、日曜日にリバプールをホームに迎える4位チェルシーと同勝ち点に追いついている。

なお、ハーフタイムにスティーブン・ピーナールと交代をしたラフィーについて、ふくら脛の負傷とレドナップは明かしている。
トッテナム・ホットスパーJAPAN

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