09/10シーズン
FOOT!によるプレミアリーグの総括!


 4シーズンぶりのチェルシーの栄冠で幕を閉じた09/10シーズンだが、注目すべきは4強の牙城が崩れた点だろう。シティやスパーズが台頭し、上位の常連は弱体化が顕著に現れたシーズンであった。ユナイテッドやリバプールは試合内容が伴わなかった上にピッチ外のニュースが多かった。また、降格が決まったポーツマスがFA杯決勝まで勝ち進んだことも、大きく取り上げられたニュースであった。


 各主要チームの総括はコチラ↓

 ハマーズは残留したがゾラはそうはいかなかった。チーム事情に合わせた選手活用が出来なかった事に加え、ディフェンスの意識を持ったスタッフが居なかった事が原因となった。

 チェルシーはライバルチームが戦力ダウンしたこともあり、元々優勝候補の最右翼だった。アンチェロッティの1年目はエッシェンの怪我やアフリカ選手権があり苦しい時期もあったが、良く乗り越えた。

 ユナイテッドはオーナーの不手際で上手く補強が出来なかったとはいえ、ロナウドやテベス放出で40ゴール以上失ったのに、オーウェンの補強には納得できない。また、勝てるゲームをことごとく落としているのも目に付いた。その原因はファーガソンの戦略の無さに尽きる。相考えると2位という結果は良過ぎるくらいと言えよう。

 リバプールは今更ながらシャビ・アロンソの穴を埋め切れなかったのが影響した。かなり前からチームを出ると公言していたアロンソだが、チームはその補強をせずに他のポジションのアクィラーニを補強するなど、移籍の実権を握るベニテスの迷走が目立った。また、セットプレーでの弱さも目立つシーズンとなったが、監督が変わる来シーズンの建て直しに期待である。

 アーセナルはDFの補強をしなかったツケが出てしまったシーズンと言えるだろう。また、怪我の治りが遅いのはメディカルの質にも疑問が残った。今シーズンは優勝のチャンスもあったが、怪我人が続出した際の代わりが居なかったのが大きく影響した。

 トッテナムは終盤のチェルシー戦、アーセナル戦をよく乗り切ったのが4位という成績につながった。来期はCL出場だが、ベラミーの獲得がカギとなるだろう。選手もある程度揃っているためCLでも戦えるはずだ。あとは挫折を知らないレドナップが壁に当たったときにどう乗り切るかである。

 シティはCL出場権を目標としていたが、これで合格点だろう。マンチーニの詰め将棋のような"イタリア流"采配はシティに期待感を持たせることに成功した。また、チームにディフェンス時の決まりごとが出来、一体感も出てきた。ちなみにテベスに移籍話が出ているが、これはガセネタである。

 ヴィラはオニールが対ビッグ4に対して弱気な印象であった。また、ミルナー以外に応用が利く選手がいないというイメージもある。オニールはアグボンラホールやAヤングをもっと活かさなければならない。



09/10シーズン(個人的かつ贔屓目な)ベスト11
GK ジェームズ
DF Aコール
DF ドーソン
DF イヴァノビッチ
DF ベイル
MF ベナユン
MF ランパード
MF ハドルストーン
MF ライト・フィリップス
FW ルーニー
FW ドログバ



粕谷さんが選ぶ09/10シーズンベスト11
監督:レドナップ
GK ギブン
DF Aコール
DF ヴェルマーレン
DF イヴァノビッチ
DF サバレタ
MF ランパード
MF セスク・ファブレガス
MF フレッチャー
MF マルーダ
FW ルーニー
FW ドログバ

粕谷さんが選ぶ09/10シーズン期待外れ11
監督:ベニテス
オーナー:グレイザー
GK フォスター
DF レスコット
DF キャラガー
DF リオ
DF リチャーズ
MF キャリック
MF ジェラード
MF リエラ
MF Jコール
FW ロビーニョ
FW ベルバトフ
期待はずれは期待の裏返し。10/11シーズンに注目!!


※FOOT!とは?
Foot!(フット)は、2000年よりJ SPORTSで放送されているサッカーニュース番組。正式タイトルは「WORLD SOCCER NEWS Foot!」。

2010/11シーズンは2010年8月20日放送開始。初回放送はJ sports 2にて金曜23:00-24:00。

コメンテーター:倉敷保雄
スタジオの陰の声:ブルータス八戸
ゲスト:亘崇詞・マリーニョ・金子達仁・西部謙司・粕谷秀樹・福西崇史・幸谷秀巳・玉乃淳・林健太郎etc...
(ウィキペディアより抜粋)

[TOPへ]
[カスタマイズ]




©フォレストページ