捧げ物

□傾国の是非
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「何故であろうね、武田の忍如きがこのような場所にノコノコやってくるとは思わなかったよ」






ある廃墟の城






見(マミ)えしは二人の男









「卿も其(ソレ)がほしいのかね?いやはや、感心感心」















「冗談はそこまでにしたら?松永の旦那」














「・・・・・フッ、余興だよ。卿はお堅いね」










廃墟には数々の武将の遺骸が残っている。














「その頭蓋・・置いて行ってよ」















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