裏
□好きなのは・・・
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『はぁい〜。みんな元気かぁ？俺は沙悟浄。今俺は…一緒に旅をしてる三蔵と…そして八戒の二人に迫りに迫られ…あっという間に素っ裸にされてベッドの上に押し倒されてまぁす！なんでこうなったか聞きたい？ってか聞いてくれっ！前々から二人に好きだ！って言われてたんだけど…俺はなかなかどっちか一人に決めることが出来なかった。二人とも好きだからだ…そしたら…二人が切羽詰まった顔をして……気付いたら俺は素っ裸でベッドの上。そして二人はまだ全然脱いでないいつもの格好のまま俺を見つめてる。真剣な…でもどこか焦りを見せる目で…。俺…これからどうなっちまうのかなぁ？』
二人の計画は、前日の夜から始まっていた。ジープでの野宿。
悟浄と悟空が眠った後、三蔵と八戒は地図を広げ明日の夕方にはつくと予定している街について話し合っていた。その街はなかなか大きなもので、多種多様な店があると評判があった。
「この…街で決めますか？」
「あぁ。そうだな」
「どちらに決まっても恨みっこなしですよ？」
「ふんっ。そんな事言われずとも分かっている。まぁ…アイツが選ぶのは俺だがな…」
「分からないですよ？僕の方が有利…なんですから…。なんたって…」