サイト交流企画

□【忍たま潜入記録】 任務その1…『めいの!』
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【潜入先:『めいの!』
 管理人:めい様
 主ジャンル:逆ハー夢小説・夢イラスト・イラスト】


文次郎
「…以上が今回の任務の潜入先の大まかな情報だ。
 何か質問はあるか?」

留三郎
「チッ…偉そうに仕切ってんじゃねぇよ」(半眼)

文次郎
「文句を言えとは言ってねぇぞ、留三郎」(半眼)

伊作
「……はい」(静かに手を上げる伊作。) 

留三郎
「ん?
 どうした、伊作?」

文次郎
「質問か?」

伊作
「うん、質問というか疑問というか…。
 とにかく、今回の任務は『いろいろお世話になってるめいさんのサイト『めいの!』に、日頃のお礼を込めて菓子折りを届けにいく』…って内容だったよね?」

文次郎
「あぁ、そうだ」

伊作
「うん、それで…なんで菓子折りを届けるのに、わざわざこんな時間に人目を忍んでこそこそと潜入する必要があるのかと、すっごく疑問なんだけど…」

【現在時刻:P.M 23:30】

文次郎
「バカタレ!
 忍者を目差す者が、真昼間に堂々と訪問して菓子折りを届けてどうする!?
 ここは忍者らしく、秘密裏に菓子折りを置いてくるのが筋だろう!」

伊作
「どんな筋だよ…。
 と言うか、何でいつもいつも、そういう忍者的思考でしか物事を考えられないんだよ…」(疲れた様子で肩を落とす伊作。)

留三郎
「伊作、そこは諦めろ。
 今更文次郎に常識的考えを持てと言うのは無理だ。
 それよりも、もっと重要な事があるだろ?」

伊作
「へ?」

文次郎
「重要な事だと?」

留三郎
「あぁ、今回の潜入先は言うまでもなくここと同じ『忍たまサイト』だ。
 って事は、当然、オレ達と同じ忍たまキャラ達が侵入者への警戒にも当たっているはず!
 潜入先の連中の戦闘能力がどれ程なのか…そこが先ず知りたい」

伊作
「ちょっと待て、留三郎!」

文次郎
「フッ、そうくると思って相手側の情報をできるだけ集めておいた」

伊作
「文次郎!?」

文次郎
「最初に、めいさんの所の小説の主人公についてだが、事情により『くノたま』ではなく『忍たま』に籍を置いているらしい。
 その事情に関しては省くが、強くなりたいという向上心が強い様だ…勤勉な努力家なのだろう。
 居合いを得意とし、実戦に強いと評される風魔流忍術学校にも留学した経験があるのだとか…女とは言え、男にも決して引けを取らぬ実力者だと聞く。
 噂では、『夜叉姫』という二つ名で相模地方でも恐れられている猛々しい女傑らしい」

伊作
「偏ってる!
 集めた情報がすっごく偏ってるよ!
 と言うか、女の子に対して『恐れられてる』とか『猛々しい』とか失礼だぞ文次郎!」

留三郎
「って事は…そちらの忍たま達も凄腕ぞろいって事か?」

文次郎
「あぁ、巧い夢小説とは、オリジナルのヒロインの個性がその世界観と調和して違和感無く話が展開する小説であると学んだからな。
 武闘派ヒロインが活躍する世界となれば、当然周りの忍たま達も実力者ぞろいだ。
 また、作品そのものの世界観も、歴史資料に基づいたリアリティのある戦国の世を感じられる…各地の忍び集団の情報などが詳しく書かれていたりな。
 それに、忍者としての戦いや任務に関する描写も丁寧で臨場感がある」

留三郎
「なるほど、『ナル○』とか『る○剣』とか、そういうバトル漫画路線な訳だな!」

文次郎
「おうよ!」

伊作
「……………」(汗)
  
伊作
(大変だ!初っ端から二人してスイッチが入っちゃってる!
 仙蔵、長次、助けて!!)

【小平太は一緒になってテンションアップするので除外されてます。】

文次郎
「そんな猛者の集う『めいの!』の忍術学園に潜入するんだ。
 油断するなよ」

留三郎
「言われるまでもねぇよ」

伊作
「うぅ…普通に昼間訪問して、普通に正門からに入所して、普通に小松田さんあたりに菓子折り渡せばいいじゃないかぁ…」(涙)


【場面転換:『めいの!』の忍術学園外壁の中】


文次郎
〈…………おかしい〉(矢羽音)

留三郎
〈あぁ、侵入者対策の罠は仕掛けられていたが…誰も侵入者に気がつかないなんてな…〉(矢羽音)

伊作
〈僕は、誰かにあったら事情を話して菓子折り渡して任務成功で良いと思う〉(矢羽音)

文次郎
〈バカタレ!
 わざわざ潜入た上でそんな平和な手段で任務を終らせるな!〉

留三郎
〈そうだ!
 折角来たんだから、ここの忍たまと一戦交えてみたいじゃねぇか!〉

伊作
〈やっぱり…二人とも、そういう殺伐した展開を望んでいたんだね…。
 と言うか、こっそり潜入とか言いつつ戦う気満々だね…〉

【僕は平和的に任務を終らせたいです…。by善法寺伊作】

文次郎
〈ここの忍たま達が、俺達が侵入した事に気がついていないとは考え難い〉

留三郎
〈あぁ、バトル漫画路線のキャラだもんな。
 こちらの様子を窺っているのか…或いは何処かで待ち伏せがあると考えるべきだな〉

伊作
〈違うよ…同じ忍たまキャラだから学園内に居ても怪しまれないんだよ。
 と言うか、そういうバトル漫画な展開を狙ってるのは君達二人だけだよ。〉

文次郎
〈何にしても、奥に進むしかねぇな。
 重要なエリアに入れば、連中にも何か動きがあるだろう〉

留三郎
〈おう。
 伊作も気を抜くなよ〉

伊作
〈…お願いだから、僕の話を聞いてくれ…〉

【ギンギン忍者モードの文次郎と、バトル漫画設定に燃えてる武闘派留三郎には、何を言っても無駄です。】



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