サイト交流企画

□【刀の下に心を置く者】 『めいの!』の潮江文次郎さん
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【刀の下に心を置く者…それ即ち忍びなり!】

サイト『めいの!』(管理人めい様)の加藤団蔵君より、コメントをいただきました。


団蔵
「うんうん、解るよ!
 ウチの潮江先輩も『老け顔』ってよく言われてるから。
 オレも時々素で『父ちゃん』って呼んじゃってる」

文次郎
「…おい?」

団蔵
「そうそう、潮江先輩って根は優しいけど表向きは怖いんだよなぁ。
 怒るとサンダガ撃ったり、ジオンガ撃ったり、ピカチ○ウばりに放電したりするし」

文次郎
「おいこら!」

団蔵
「あと、こっちもいろいろ酷い目に遭ってる事が多いよ。
 モンスター退治で盾にされて瀕死になったり、ジンオウガに食べられそうになったり…」

文次郎
「団蔵っ!!」

【文次郎の忍者チョップ!】

団蔵
「あてっ!」

【団蔵に軽いツッコミのダメージ!】

文次郎
「あ〜の〜な〜っ!
 お前がそういう話をすると、ますます『めいの!』の団蔵がここのサイトの事を誤解するだろうが!」

団蔵
「え〜、でも事実じゃないですか。
 そう言えば、この前リオレウスに噛まれた所、治りましたか?」

文次郎
「ん?あぁ、完全に完治した」

団蔵
「どれどれ〜。(遠慮なく文次郎の袖を引っ張る。)
 おぉ!本当だ!
 跡形もなく歯型が消えてる!!」

文次郎
「伊作の作る薬は、味はともかく効果は折紙つきだからな。
 …って、モンハンの話はどうでも良いんだよ!
 今回は『めいの!』の団蔵が『サイト交流企画』へコメントを送ってくれたんだろう?」

団蔵
「はい、今読んでいました」

文次郎
「お前が一人で読んでても意味ねぇだろ。
 ちゃんと閲覧者の皆さんにも公開しろ!」

団蔵
「そうでした!
 では、改めて『めいの!』のオレからのコメントをご紹介します!」

 
【刀のしたに心をおくもの!それすなわち忍びなり!
 というわけでこんばんは
 こうしてここにおてがみだすのははじめてですごくきんちょうしています
 ぼくはかとうむらのかとう団ぞうといいます
 この前はしおえせんぱいの…】


文次郎
「団蔵っ!!
 長文を書く時は句読点を使え!
 常用漢字も使え!
 せめて自分の名前くらい漢字で書け!!」

【文次郎おでこグリグリ攻撃!】

団蔵
「先輩!痛い痛い!
 おでこ痛い!
 それ、オレじゃないですってば!
 『めいの!』のオレが書いたんですってば!!」

【団蔵に結構痛いダメージ!】

団蔵
「先輩!これ!これを見てください!」

文次郎
「むっ?」

 
【《

左吉
「団蔵っ!漢字くらいちゃんと書けよ!
 しかも句読点も無いじゃないか!こんなの読めないだろ!」

団蔵
「おれ字を書くの、苦手で…」

左吉
「苦手なのは字だけじゃなくて国語全般だろうが…。
 仕方ない…ぼくが代筆してやるから喋れば?」

団蔵
「ありがと!
 じゃあ頼むなっ!」

》】


団蔵
「ほらぁ、オレじゃなくて『めいの!』の団蔵が書いたコメントなんですよ」

文次郎
「うっ…そうだったな。
 すまん、いかにもお前が書きそうな文章だったから…ついツッコんでしまった」(汗)

団蔵
「『つい』でおでこグリグリしないで下さい。
 アレ、結構痛いんですよ」

文次郎
「わ、悪かった。
 ごほん…で、コメントの続きは?」

団蔵
「えっと、こちらです」


【刀の下に心を置く者!それすなわち忍びなり!
 というわけで、こんばんは。
 こうしてこちらにお手紙を出すのは初めてで、凄く緊張しています。
 はじめまして、ぼくは一年は組の加藤団蔵といいます。

 『恋愛アレコレ〜』の潮江文次郎先輩には会計委員会一同すごくお世話になっています。
 さて、今回はうちの会計委員会の委員長である潮江文次郎先輩について綴れと言われたので、ぼくなりに「潮江先輩」がどういう漢…男なのかを書きたいと思います!
 お付き合いください!

 まずは、潮江文次郎先輩は六年い組。
 立花先輩と同じクラスです。
 立花先輩は美少年なので、隣にいる潮江先輩がますます老け…いやモンスタ…じゃない落ち着いて見えます。

 先輩は獅子座のB型、ぼくと一緒です。
 夏の生まれで、夏休み中に誕生日があるので友人に誕生日を祝ってもらうことがありません。
 ぼくが勉学に励むため《左吉「補習だろうが…」》クラスメイトと学園に残っていた夏休み、初めて潮江先輩に「お誕生日おめでとうございます」って言えたんですが、潮江先輩は鍛練に励んでいて、自分の誕生日なんてすっかり忘れておられました。
 ちなみに他の六年生も忘れてたみたいでした。
 聞いた話によると、潮江先輩の誕生日を忘れてしまった事に気がついた六年生たちは七松先輩の誕生日にまとめて誕生日会をしたそうです。

 あと、潮江先輩はいつもギンギンに鍛練に励んでいます。
 池で寝るとか運動場10キロそろばん持ってランニングとか、ぼくらにもかなり無茶苦茶言います。
 はっきり言ってキツイです。
 予算会議では全委員会を真っ正直に相手するのでますますキツイです。
 体力の限界を何度突破したかわかりません。

 でも、予算委員会で潮江先輩はぼくらに攻撃が来ると、必ず庇ってくれます。
 潮江先輩なら体育委員会に砲弾を蹴り込まれても、生物委員会の大蜥蜴にかまれても、用具委員会に投げられたアヒルが顔から抜けなくなっても、多分平気だと思います。
 でも保健委員会のマッチ箱が直撃した時は、さすがに嫌そうでした。
 その日は立花先輩が部屋に入れてくれなかったそうです。
 予算会議においては学園長も敵です。
 ドサクサに紛れて結局この前もお菓子代を通されてしまいました。
 うちの場合は学級にも六年生がいるので細工を見破るのは大変なんです。

 …あ、あと、個性的な六年生のツッコミ役も、潮江先輩がしてると思います。
 六年は組の二人は不運な上にお人よし、六年ろ組の七松先輩と中在家先輩はマイペースでボケ体質、立花先輩に至っては、潮江先輩に「何とかしろ」という視線を送って、自分は解説に回ってしまう。
 結局、潮江先輩がツッコミをせざるを得ないのです。
 でも六年生のキレがあるボケにツッコミ入れられるのは潮江先輩だけですよね!
 ツッコミというかすでに尻拭いですね!

 ……あとは、うちは色々あって風魔のいざこざにも巻き込まれ気味なので、実戦向きの潮江先輩は巻き込まれまくっています。
 潮江先輩についてはこれくらいです。
 あ、最後に!この前潮江先輩を馬の遠乗りに誘ったのですが、忙しいみたいでまだ一緒に行けてません。
 たまには鍛練ばっかりじゃなくて、ぼくと遊んでくれたらいいのにと思います。

 以上、めいの!の加藤団蔵でした!
 ありがとうございました!】


団蔵
「『めいの!』のオレ、コメントありがとな!」

文次郎
「………話には聞いていたが…向うの俺は想像以上に苦労しているらしいな…」

団蔵
「『めいの!』の潮江先輩も大変なんですね。
 こっちでも潮江先輩は『サイト一番の貧乏くじキャラ』ですけど、向うの先輩も高確率で貧乏くじを引いていると思います」

文次郎
「…………」(汗)

団蔵
「予算会議はただでさえ過酷なのに、向うの先輩達は揃いも揃って高レベル忍たまじゃないですか?
 会計委員会の戦いは本当に厳しいと思います。
 『めいの!』の潮江先輩は文字通り矢面に立って、砲弾とか大蜥蜴とかアヒルとかマッチ箱とか、各委員会からの猛攻に耐えているんですね。
 って言うか、寧ろ『かばう』スキル発動させて会計委員会の盾になっているって感じですよね!
 流石だと思います!
 男の中の漢(おとこ)だと思います!
 きっとその気になれば回復魔法で自己回復だってできちゃうんだと思います!!」

文次郎
「…確かに予算会議は厳しいだろうな…『めいの!』で見る限り、予算事情もウチ同様に切羽詰っているようだし。
 しかし、そこで『隠し予備費』を組んで非常時に備える辺り、悔しいが会計委員長としては俺よりも有能だと思う。
 こちらも見習うべきだと思う所だ」

団蔵
「潮江先輩!ウチでも『隠し予備費』なんて組めるんでしょうか?」

文次郎
「……………」(遠い目)

団蔵
「潮江先輩…ないものねだりはしちゃいけないと思います」

文次郎
「…あぁ…解っている」

団蔵
「それに、予備費があるから大丈夫って訳でも無さそうでしたよ。
 コメントにもあるように、向こうの『学級委員長委員会』は物凄く手強いみたいじゃないですか。
 その内緒で取っておいた『隠し予備費』も、いろいろあって『学級委員長委員会』に存在がバレちゃって―」

文次郎
「団蔵、その事には触れるな…向うの潮江先輩も記憶から抹消したい筈だ…」

団蔵
「……………」

(後日、加藤団蔵はこう語った…『あんな切ない表情をする潮江先輩を見たのは初めてだった』と…。)



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