サイト交流企画

□【忍たま潜入記録】 任務その3…『かんてん』
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【潜入先:『かんてん』
 管理人:こきなこ様
 主ジャンル:夢小説(男夢主)・ゲームパロディ夢小説・二次創作小説】


 それは一冊の本から始まった。(詳しくは13/8/13のコメント紹介をご覧ください)


伸一郎(サイト『かんてん』の男夢主さん)
「燃やしちゃだめだってー!」

三郎(当サイトの)
「そうなんですよ…完全に灰になるまで燃やされちゃったんですよ。
 松平先輩ならきっと理解を示してくださると思ったのに…残念でなりません。
 あ、代わりに別の(プライバシー保護)春画本を持っていきますから、そちらの秘蔵の一冊と交換しましょう♪」

伸一郎
「鉢屋君、秘蔵の春画本交換しようね!
 待ってまーす♪」

三郎
「了解♪」


・・・・・・

三郎
「と、いう事で!
 やってまいりましたサイト『かんてん』!
 こちらの夢小説にて、潮江文次郎先輩の幼馴染というポジションにいらっしゃる松平伸一郎先輩に、私目のとっておき…は燃やされてしまったので、その次くらいにお気に入りの春画本を届けにまいりました!」

八左ヱ門
「うぅ…初のサイト潜入任務だってのに…よりにもよって三郎の春画本を届ける任務だなんて…」

勘右衛門
「いくらなんでも恥ずかしすぎる…」

三郎
「おいおい、二人して初っ端から凹むなよ。
 いいじゃないか、忍者の任務は秘密なのがお約束。
 誰にも言わなければいいだけだろ?」

八左ヱ門
「言える訳ねぇだろ…春画本を届ける任務なんて…」

勘右衛門
「いや、でも…プロの忍者は場合によってはもっとヤバい物を運んだりもするからな。
 春画本くらいなら、まだ良い方だと思うべきかも」

三郎
「そうそう。
 いやぁ、勘右衛門は物分かりが良くて助かるよ♪
 って事で、八左ヱ門もいろいろ諦めて任務に集中するように。
 もしも任務に失敗したりなんかしたら、我々三人の評価…主に女性陣からの評価が地に落ちる」

八左ヱ門
「くっ…解ってるよ」

勘右衛門
「三郎の評価はもう下がり様がない所までいってるからいいだろうけど、俺達にとっては重要な問題だからな。
 この任務…失敗は許されない!」

八左ヱ門
「おう!」

三郎
「二人とも、急に気合が入ったな」


【場面転換:『かんてん』の忍術学園裏の森の中】


三郎
「さて、どっから潜入しますかね」

八左ヱ門
「う〜ん…ここは下手にコソコソせず堂々と六年長屋に届けた方が上手くいくんじゃないか?」

勘右衛門
「いや、それは危ないかもしれないぞ」

八左ヱ門
「ん?何でだよ?
 今回の任務、届け先の松平先輩はオレ達が来る事を承知してるんだろ?
 当然、仲の良いこっちの『潮江先輩』も了承済みな筈だ。
 もしかしたら、その経由で他の六年の先輩やこっちの『オレ達』も事情を知ってるのかもしれない。
 それに、以前にも三郎はこちらのサイトにコメントを送った事があるんだろ?
 だったら『他所のサイトの忍たまキャラが来ている』事もすぐ察してくれるだろ。
 コソコソする方が怪しまれて危ないと思うんだ」

三郎
「ふんふん、で、もしもこっちの『八左ヱ門』にばったり出くわして、『何で他所サイトのキャラがこんな所にいるんだ?』って聞かれたらどうする?」

八左ヱ門
「そりゃ、こちらの松平先輩に春画―」

三郎
「…………」

勘右衛門
「…………」

八左ヱ門
「…い…言えない…。
 いくら『オレ』相手でも『松平先輩に春画本を届けに来た』なんて言えない!」

三郎
「そうだろうそうだろう」

八左ヱ門
「お前が言うな!!
 くっ…何で今回は菓子折りじゃないんだよ」

勘右衛門
「その…『春画本を届けに来た』事を説明するのも、かっこ悪いというか恥ずかしいから避けたい訳だけど、それ以上に厄介な存在を確認してるんだ。
 噂では、こちらのサイトにも『天女様』がいるらしい」

八左ヱ門
「なっ…『天女』って……つまり、ヒメの様に忍たまキャラに我儘言う女の子がいるって事か?」

三郎
「いや、ヒメとはまた違った形で手強い存在がいるらしいんだよ。
 確かにヒメ同様愛されたい願望を持った『天女様』もいるが、彼女はむしろ普通の女の子って感じだ。
 『天女』と周りから認識され、天女傍観でお約束の『忍たまキャラからモテモテになる天女補正』を望んだのも彼女らしいんだが―」

勘右衛門
「彼女は『倒すべき悪』じゃないと思う。
 俺としては彼女を矢面に立たせて水面下で暗躍する存在が気になるんだよ。
 そっちが真の意味で『天女』…いや『天女を生み出すモノ』なんじゃないかなって」

八左ヱ門
「水面下で暗躍する…って?
 『天女を生み出すモノ』…って?
 ど、どういう事だ?」

勘右衛門
「俺達にも詳しい事は解らないよ。
 でも、こちらのサイトの『天女傍観』は一味も二味も違うんだ。
 謎めいた不可思議な現象をひっくるめて『天女』とし、その調査や補正被害との戦いがメインとして書かれている」

三郎
「俺はその謎解きにも注目してるんだよね。
 『天女』サイドが謎めいてて手強いだけに物語も盛り上がってるし♪」

勘右衛門
「こらこら、他人事みたいに言うけどこっちの忍たま達は本当に大変なんだぞ。
 天女補正が忍たま達を苦しめるモノとして発動しているだけに性質が悪いんだからな」 

三郎
「それも解ってる。
 だからこそ、こうして春画本を届けに来たんじゃないか。
 多大な苦労をされている松平先輩やこちらの『先輩達』の一時の癒しにでもなればと思って―」

勘右衛門
「はいはい、そういう事にしておくよ」

八左ヱ門
「…………」

勘右衛門
「ん?
 八左ヱ門?」

八左ヱ門
「それって…モンハンにおける『狩猟環境不安定』…みたいなものか?
 例えば、キノコ狩りのクエストで来ただけなのに、いきなりリオレイアが襲撃してくるような…」

三郎・勘右衛門
『…………』

三郎
「うん…まぁ、何が出てくるか解らないという所では『狩猟環境不安定』なのかもな」

勘右衛門
「あぁ…確かに不確定要素があるって所では『狩猟環境不安定』と言えるかもな」

八左ヱ門
「そうか…ただ春画本を届けるだけ、しかも相手側も承知の上って事で楽な任務と気楽に考えていたが、これは心してかからないと」

三郎・勘右衛門
『……………』



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