サイト交流企画

□【刀の下に心を置く者】 『かんてん』の潮江文次郎さん
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A文次郎
「ギン王の話はさて置き、ビデオレターの続きを再生するぞ」

A団蔵・左吉
『はい!』(←既に眼差しがヒーローショーを見る子供)


【・・・・・

伸一郎
「先日はイマジンネタで絡んでくださり有り難うございました。
 『幼馴染な俺等』の男主、松平伸一郎でーす」 

文次郎
「同じく潮江文次郎です。
 うちの後輩達がお世話になりました」 

伸一郎
「えーっと、俺たちがここに来た訳は……、なんだっけ、文ちゃんは猫舌だけど『忍者に弱点はあってはならない』精神で猫舌であることを認めたくなくて後輩たちにも黙ってたけど、こっちの文次郎君がうっかり暴露しちゃったことで――」

≪文次郎の肘打ち攻撃!≫

≪伸一郎の鳩尾に的中した!≫

≪伸一郎は崩れ落ちた!≫ 

文次郎
「――さて。
 ここに来た訳ですが、先日の三木ヱ門達が送ったビデオレターに一部不適切な発言が含まれていたので訂正しに参りました。
 お付き合いいただけると有り難いです」 

伸一郎
「〜〜っ!」(←痛みに悶えている) 

文次郎
「不適切な発言とは、三木ヱ門の『同室の立花先輩が休日になると生活力が皆無になるから』のことです。
 いえ、確かにこっちの仙蔵は休日になると何時ものごう……いえ、ええと、んんん…?」 

伸一郎
「いたた…。
 文ちゃん、委員長タイプの真面目さって言っとけ。
 悩めば悩むほど墓穴掘ると思うぞ」 

文次郎
「……伸一郎曰く『それ』をどこかに置いてきて、ルーズになりがちだったのですが」 

伸一郎
「つうか文ちゃん、言葉選んでっと何時まで経っても要点伝わんねえって。
 要は『こっちの立花仙蔵は何かに集中すると他のことが疎かになりがちで、休日は体を休めることに集中したせいでいろんなことがスパーって抜け飛んでいた』ってことだろ。
 あとあれ、こっちの立花はけっこう裕福な家の子供でお手伝いさんとかがいたから、それの弊害もあったんだろうよ。
 文ちゃんが家事出来るのは、単に学園に通う前から家事をしていたからだろ? 
 つまり一年生の頃は今までの生活環境がもろに表れていたってことさ」 

文次郎
「……」 

伸一郎
「あれ、違った?」 

文次郎
「…いや、合ってはいるが…」 

伸一郎
「が?」 

文次郎
「お前、俺以外の奴のこともちゃんとフォロー出来たんだな」 

伸一郎
「そりゃあ、立花は文ちゃんの同室だからさ。
 文ちゃんに害無しと判断したから俺、今まで何にも言わないでいただけだし。
 ……害有りと判断してたら、学園長に直訴にし行ってたけどな」 

文次郎
「やっぱこいつ駄目だった」 

伸一郎
「そんなゴミを見る目で見ないでよ、文ちゃん」 

文次郎
「それでは、貴重な時間を有り難うございました」 

伸一郎
「(無視された…)俺が出しゃばってすみませんでした。
 後こっちの文次郎君、俺は『文ちゃん成長記録集』には健全なことしか書いてないので、悪しからず。
 嘘だと思うなら今度――」

≪文次郎の十キロ算盤攻撃!≫

≪伸一郎の脳天に的中した!≫

≪伸一郎は気絶した!≫

文次郎
「――ったく、最後まで大人しくせんかバカタレ。
 …それと、こっちの『俺』、……こいつのことをフォローしてくれてすまなかったな、感謝する。
 それだけだ。 
 それじゃあ」

・・・・・】


A文次郎
「…………」(汗)

A団蔵
「…潮江先輩、『猫舌』も重要機密だったみたいですよ」

A左吉
「一般常識内の事ですが、重要機密だったみたいですよ」

A文次郎
「あー…すまん。
 それに関しては俺が迂闊だった、申し訳ない」

(重ね重ね『幼馴染な俺等』の文次郎さん、すみません)

A左吉
「それから、もう一つ訂正箇所がある様ですよ。
 向こうの田村先輩が仰っていた【同室の立花先輩が休日になると生活力が皆無になるから】という所そうです」

A文次郎
「あぁ、話を聞くと『休日だけルーズになりがち』という事らしいな。
 平日はきちんとした生活リズムを守っているんだろう…あの仙蔵だからな。
 ただ、【けっこう裕福な家の子供でお手伝いさんとかがいたから】…ここはこっちも同じくだ。
 あいつも家事の類は一切できなかったからな。
 掃除や洗濯は各自がやると一年時から決まっていたから必死になって覚えていたが、料理は分担作業だからか未だに簡単な事しかしない…まぁ、俺も人のことをとやかく言えるほど料理ができる訳じゃねぇけどな」

A左吉
「なるほど、お坊ちゃま育ちという事ですね」

A団蔵
「あぁ、だからしんべヱがものすごく慕っているのかも。
 自分と同じだって親近感が湧くから、仲良くしたいと思うんじゃないかな」

A文次郎
「うむ、確かにそれはあるかもな」

??
「ちょっと待て!
 そんな事はない!
 人間生育環境が似ているというだけで親しくなるとは限らないだろ!
 そもそも、私の家は貿易商でもなく―」

????・???
『立花せんぱ〜い、待ってくださ〜い♪』

??
「!!!!
 しつこいぞ!
 今日だけはお前達と関わって失敗する訳にはいかんのだ!!」

シュバッ!!

三人
『……………』

A文次郎
「あー…一応友人だからフォローしておくが、仙蔵の奴は甘やかされていた訳じゃねぇと思う。
 確かに良いとこのお坊ちゃんと言える育ちの良さは窺えるが、躾や教育にはとても厳しい家庭環境だったらしい。
 直接そういう話をあいつから聞いた訳じゃねぇが、日々の生活態度や勤勉さを見て何となくな…『嫡子として家事よりも勉学に励めと期待されている』様に感じられるんだよ。
 家事もできないんじゃなくて、させてもらえなかったと言うのが正しいな」

A団蔵・左吉
『はぁ…なるほど』


【ちなみに当サイト内の六年生の調理スキル】

仙蔵…スキル0からそれなりに覚えて『手伝い』ならできる。

小平太…こんがり肉なら上手に焼ける。

文次郎…マグロの解体はできるが、寿司はにぎれない。

伊作…薬膳料理と薬の調合はできるのに、何故か普通の料理は高確率で失敗する。

留三郎…意外と料理上手、お菓子も作れます。

長次…調理スキル『師範』!


A文次郎
「ま、何にしろ、やはり同じ『立花仙蔵』だ。
 サイトごと違う設定もあれば、共通するイメージも多いって事だな」

A団蔵
「はい」

A左吉
「なんだか『潮江先輩』についてじゃなくて『立花先輩』についての話になっていましたね」

A文次郎
「まぁいいだろう。
 それだけ『かんてん』においても『立花仙蔵』は重要なキャラとしてしっかりとしたイメージの元書かれているという事だ。
 だからこそ、こうして忍たまキャラ同士で話ができる」

A団蔵
「はい、そうですね。
 …って、事は、『幼馴染の俺等』の立花先輩も重要ポジションにいるって事ですよね…電王で言ったら誰のポジションなんだろう?」

A文次郎
「おいこらっ!」

A左吉
「う〜ん、雰囲気と能力的にジーク!」

A団蔵
「それだ!」

A文次郎
「まてまてまてまて!」

A左吉
「あ、あと気になっていたんだけど、シンタロスさんにも決め台詞とかあるのかな?」

A団蔵
「あぁ、『俺、参上!』(土井先生の声で)みたいなヤツ!」

A文次郎
「だから待てっての!
 これ以上ギン王ネタを引っ張るな!!」

A団蔵
「そうです!そのギン王ですが、武器はやっぱり槍ですよね!?
 槍って英語でなんて言うんですか!?」

A文次郎
「俺が知るかっ!!」

A左吉
「団蔵、そんなことも知らないのか?
 槍は英語で『スピア』だよ」

A団蔵
「って事は、武器名は『ギン王スピア』!?」

A左吉
「シンタロスさんが憑依して戦うんだから『シンタロスピア』かもしれないぞ」

A文次郎
「違うだろ!
 それを言うなら『仮面ライダーギン王スピアフォーム』だ!」

A団蔵・左吉
『それです!!』


(当サイトの文次郎、意外と稚児趣味(左吉の言う所の)かもしれません。
 って言うか、お父さんだから子供達が好きなものに理解はあるんです。

 何はともあれ、思いっきり電王…いえ、ギン王ネタができました。
 いえ、ギン王はネタですけどね、私としましては『幼馴染な俺等』の文ちゃんと伸一郎さんは正義のヒーローであると思います。
 ヒーロー魂を全力で表現されていますよ)



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